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麻雀。136枚の立方体を使われて行われるアツい勝負は、ルールを覚えてしまったらハマる人続出のゲーム。しかしそのゲーム性がどれだけ極めても運の要素が強いモノのため、ギャンブルとの相性が良すぎるという面も。そんな中、名古屋にある高レート賭け麻雀店が摘発されたというニュースで、牌の並びがエラい事になっていると話題になっておりました。
トレンドの牌の並びって何かと思ったらこれかhttps://t.co/sjtIC7hdSv
13面待ちとか四暗刻とか並べる時ニヤニヤしながらやってそうで良い pic.twitter.com/xaftOivfVe
— たぬき
(@ZzzTanuki) February 6, 2020
日本の法律では、賭け麻雀は違法となってしまうためこちらのお店に警察が踏み込んだ模様。押収した品の中には、麻雀に実際使われる牌と自動卓と呼ばれるモノがありますが、その牌の並びが麻雀を少しわかる人であれば思わずニヤリとしてしまう並びになっておりました。
画像では小さくてわかりにくいですが、手前が一九19①⑨東南西北白發中。つまり1・9字牌ならどれでもアガれる国士無双13面待ちとなっており、もう一つ牌が見えているモノは2223334666888の2.3.4.5.待ちの緑一色。しかも4でアガれば緑一色四暗刻のダブル役満となっています。(1=索子、一=萬子、①=筒子)
画像が見にくい人の為に。国士無双十三面待ち
牌姿は違いますが、緑一色の例。78待ち。(7でアガるとただのホンイツ一盃口發となり、得点も一気に四分の一に。)
ちなみに、麻雀わからないという方に例えて解説すると、麻雀の4人合計総点数は10万点(公式ルールに則り)なのに対し、役満はアガれば32000点貰えて、ダブル役満はその倍です。ゲームの中で4人中1人の親番という状態の時にアガれば48000点。ダブル役満が二つ揃っている状態はいわば「一枚だけ買った宝くじが当たっていた」くらいのレアさです。
トレンド入りの「牌の並び」のニュースは高レート麻雀店の摘発。1人が国士無双13面待ち、もう1人が緑一色四暗刻単騎。リーチ者の手牌は見えにくいが白があるのと、緑一色の人が發を使っていないので大三元だろう。確定大三元だと思うが、店名が「あおい」なので「發」待ちかもhttps://t.co/NkQuDQq1wB pic.twitter.com/nbLtjX54uU
— 草下シンヤ/作家&編集者 (@kusakashinya) February 7, 2020
よく見たら緑一色の対面の方は立直をしています。牌姿こそ確認できませんが、こちらも役満級と考え、さらに白は確認できるのでもしかすると白、發、中を暗刻にした大三元なのではないかと予想する方も。作りこんでいるとしたら奥の手牌も大四喜、もしくは九蓮宝燈あたりになっている可能性はあります。コレは完全に警察関係者に麻雀愛好家がいますね。
画像掲載元:写真AC