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年末を襲ったマクドナルドのポテト販売制限。これはマクドナルドが輸入しているポテトの品種の確保が難しくなった結果、販売を絞らなくてはいけなくなったようです。そのため、ポテト好きな国民の多くが「ポテトロス」が発生。ただし、12月31日には問題は解消され、ポテトのM・Lサイズが復活。しかし年が明けて7日には再びポテトの確保が難しくなり9日から再度販売制限がかかる。一体この問題は何度繰り返すのか、ただし1点だけ知っておきたい事実があります。
マクドナルドがフライドポテトM・Lサイズの販売を1月9日から1カ月程度休止。原材料を載せた船便の到着遅れによるもので、航空便も活用し在庫確保を目指しましたが船便の遅れを補えませんでした。https://t.co/5ILgFBHdeF
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 7, 2022
マクドナルドは、ポテトのM・Lサイズを1月9日から1ヶ月間休止しします。つまり、ポテトのSのみの販売となります。
年末に襲ったポテトロスが再びやってくるわけです。ポテトのMやLサイズを食べたいという方には、非常に苦しい状況となりますが、1点だけ知っておきたい事実があります。
それは……。
実は「ポテトSのコスパは優れている」という点です。
そんなバカな、コスパが優れているのは、一般的に大量ボリュームの「Lサイズ」次いで「Mサイズ」だろう。ボリュームディスカウントで安くなる。これはマーケットにおいて常識。
しかし「マックフライポテト」においてはその常識が少し違うようです。
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ではまず、各マックフライポテトの価格を見てみましょう。
Sサイズ:150円
Mサイズ:280円
Lサイズ:330円
と「Lサイズ」が最も高い。ではそれに対する容量を見てみます。
Sサイズ:150円(74g)
Mサイズ:280円(135g)
Lサイズ:330円(170g)
「Sサイズ」の2倍がMサイズと思われがちですが、実はそうではありません。およそ1.8倍です。価格も大体1.8倍ですので、納得の行く計算。
しかし、ここで1gあたりの価格をみてみます。すると以下のようになります。
Sサイズ:2.02円/g
Mサイズ:2.07円/g
Lサイズ:1.94円/g
1gあたりのコストは、「Lサイズ」は納得の結果。次いで「Mサイズ」ではなく、なんと「Sサイズ」。つまり「Sサイズ」は「Mサイズ」よりコスパは優れているのだ。
では「Sサイズ」コストでMサイズ換算すると、どうなるか。
2.02円/g × 135 ≒ 272円!
Mサイズの価格は280円、つまり8円浮く計算だ。
もちろんマクドナルドではポテトをグラム販売しているわけではないので「Mサイズ」の量を注文することは難しいが「Sサイズ」でコスパが優れているという点は揺るがない。
それを踏まえポテトロスのこの状況「Sサイズ」ポテトを噛みしめる。もしくは「Sサイズ」を2つ注文するなんてことも許せてしまうのかもしれない。
Source:日本マクドナルド