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京都市内にある三条大橋のたもとに、ほうきやたわしを扱っている老舗があります。店先には色々な種類のたわしやほうきが置かれています。看板がないにも関わらず有名な商店で、国内はもとより海外からも多くの人が買い物に来るそうです。店の中には、何に使うのだろう」と思ってしまうものがたくさん並んでいます。中に入って説明を聞くと、使ってみたいと思うものがたくさんありました。
この手ごろな大きさのほうきは、「ハンドほうき」とか「亀の子ほうき」と呼ばれているようです。最近はほうきのない家庭もあるように聞くことがありますが、このほうきは、あると、意外と便利です。
大きなほうきや掃除機を出すまでもないような場所を掃除するときに、ササっと掃除をすることができて重宝します。掃除機の方がきれいに掃除できそうですが、こちらのほうきの方がしっかりとごみをとることができるような気がします。
見た目がかわいらしいというだけで興味を持ったほうきですが、お店の方の説明を聞いて、さらに興味が増して購入してしまいました。パソコンのキーボードの埃をとったり、障子や窓のさんの埃をとるときに使うと良いと説明してもらいました。
障子のさんの埃をとるのは結構手間のかかる仕事です。しかし、このほうきを使うと、簡単に埃をとることができます。棕櫚は使い込んでいくとだんだんと柔らかくなってくるそうです。今はまだ固いのですが、柔らかくなるともっと使いやすくなるのでしょう。
こんな風にすると、障子のさんの埃を簡単にとることができました。布などで拭きとるよりも非常に楽です。窓や戸の敷居やレール部分の埃なども簡単に取り除くことができます。
これは何に使うと思いますか。毛先の材料はよくわかりませんが、たっぷりとついていて、かなりの弾力性があります。毛先を親指に力を込めて押しても折れてしまうことはありません。むしろ、押し返されるという感じがあります。
容器の底まで手が届かないとき、スポンジを入れたとしてもきちんと洗うことができません。でも、これを使うと底まできれいに洗うことができます。
ペットボトルの中身を飲み切った後、別の飲み物を入れて使うことはないでしょうか。使った後はサッとすすいで使っていて、気が付くと底の方に汚れがたまってしまったということはないでしょうか。
ペットボトルの口は狭いので、中を思うように洗うのは難しいです。そんな時に、この刷毛(?)はとても便利です。毛先にある弾力性のおかげで、手の届かない底の方もきれいに洗うことができます。
使い終わった後は、水を切って柄の先についているひもを適当な場所にかけておくと自然に乾燥します。
この老舗の店舗名は、「桔梗利 内藤商店」といい、創業は文政元年(1818年)のことだそうです。この店のほうきやたわしは、200年という長きにわたって多くの人に愛用されてきたのでしょう。時には、このような昔ながらの道具を使ってみるのも良いのではないでしょうか。
この店で売られているたわしは、食器を洗うものばかりではなく体を洗うものもあります。最初は痛いのですが、使い慣れると気持ちが良いです。
商店名: 桔梗利 内藤商店
住所:京都府京都市中京区三条大橋西詰
京都の老舗で見つけた小物は使ってみたいと思わせてくれる逸品でした。食べてみたいと思うものには、440円で購入できる、「フーのはしっこ弁当」 がありました。