また起きてしまったアルバイト従業員による不適切行為。すき家でも、不適切行為が動画で撮影されて、関係した従業員が処分を受けたばかり。今回もTwitterにその動画がアップされた。不適切行為が行われているばかりでは無く、それが撮影されてSNS上に次々アップされる現象。大丈夫か!ニッポン。複雑な闇を抱えてしまったのか?くら寿司広報宣伝部を取材した。


くら寿司『申し訳ございません。』




広報宣伝部によると事実関係は、次の通り。2月4日にお客様相談室に不適切な動画が上がっているとメールで連絡があった。調理していた魚をゴミ箱に捨てて、それをまたゴミ箱から取り出し、まな板に戻している行為が、その動画には写っている。連絡があった時点では、どこの店舗か分からなかった。


そこから、社内で調査を実施し、2月5日に無添くら寿司守口店ということが判明した。店舗には運営を円滑に行うためのカメラも設置されている。また、衛生管理上厨房内には、携帯電話の持ち込みを禁止している。アルバイト従業員に事実関係の確認を行ったところ、動画に写っている食材はその場で処分し、商品としては提供されていないということが分かった。


従業員がSNS上にアップした動画は3時間程度で削除したとのこと。現在当該従業員は、反省し憔悴している。無添くら寿司は、2月6日に、この件に関する謝罪をホームページ上で行った。


この件に関するTwitterの反応








繰り返される暴挙


一連の騒動が起きたすき家、吉野家、くら寿司、全て取材を行った。共通しているのは、全て問題を起こしたのは、アルバイト従業員だったこと。食品業界でも、アルバイト従業員だけで勤務する時間帯も存在している。その時間帯に気が緩んでしまうのか?慢性的な人手不足、働き方改革、一部の従業員のモラル低下。


こういった問題が、複合的に交差して不適切事案が発生している。なかなかアルバイト期間内で、モラルまで徹底していくことは難しいかも知れない。いつまた、どこで起きてもおかしくない問題。教育界、日本社会全体で、襟を正して行かなくてはならない。『自分には、何が出来るか?』これを問い続けながら。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 くら寿司でバイトテロ!ゴミ箱に捨てる動画。本当か?聞いてみた。