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image:秒刊SUNDAY
大人も子供もステイホームでお家時間が増えたのは言うまでもない。
そんな中、家庭内で完結するグッズが注目を浴びてきたが、その中でも賛否両論もありながらも子供と遊べる物として話題になっているのは昔からある『麻雀(マージャン)』である。
近頃、自粛中のネタとしてメディアでも取り上げられているが、子供向けの麻雀教室が話題だ。
【ニューロン子供麻雀教室よりお知らせ】
大井町校のニューロン子供麻雀教室も、明日19時半からのNHK「所さん!大変ですよ」で映るそうです!是非一緒にご覧下さいませ
麻雀採用の様子もとっても楽しみですね!予告見ただけでも吉田鋼太郎さんの声にわくわくしました~ https://t.co/qqg0Wpmz77— 麻雀用具
のマツオカ株式会社 (@matsuokamahjong) February 24, 2021
子供が麻雀して面白いのか?とそもそも疑問だが、意外と好評らしい。
昨日、4番目が買ってもらった
麻雀牌で兄2人と3麻打ちながら
楽しい、楽しいって
何度も言ってた親が子供にしてあげられる
ことはいくつもあるけど
本当に楽しいって
思ってもらえることは
そんなに多くはないんですちなみに
3番目にも4番目にも
誕生日プレゼントは買っていません— おい
平線トレード (@kokunen1ten) February 24, 2021
麻雀はそもそも博打、賭事、ギャンブルのイメージが強い。一見教育とは相反するようだが、実際には教育という観点から麻雀で算数、思考力、読解力を育むという考えたあるようで、一言に麻雀が悪いとは言えなくなっている。
sauce:朝日新聞 EduA
image:PAKUTASO
麻雀という言葉を知っていてもルールを知らない人のために簡単に説明。
sauce:麻雀天聖 / カジノコンシェルジュ
簡単に基本ルールを説明しただけでは、やはり麻雀の面白さは伝わらない。むしろ、まだまだルールがあるのか?と難しさだけが伝わってくるだろう。
こんな難しそうなゲームを子供たちは楽しめるのか?そして大人と一緒にプレイして勝つことはできるのだろうか?
image:PAKUTASO
麻雀経験者の大人1名と未経験の大人1名、未経験者の子供(小学生低学年)2名で安い麻雀セットを通販で購入し麻雀卓を囲んでみた。
最初こそルールを理解するのに苦労したが、1時間もやれば、皆必死で役を作ったりする。
数時間にわたり、大人も子供も真剣に麻雀をしていた。終わってみたら、なんと!初心者の大人が小学生低学年に負けるという事態が発生!(さすがに経験者は負けなかった)
皮肉にも麻雀の世界に年齢は関係ないことがわかった。
子供でも基本的に意味が分かってくるば単純な戦略と運(引いてくる牌が良ければ絶対的に有利)で勝てる上、相手との駆け引きや、思いがけない戦略変更など、詰め込み教育とは違う学びがあり、勝負する度に成長していくのが分かり面白かった。「勝つために勉強しろ!」と言わなくても「勝つために教えてくれ!」となるのである。
ホームステイ中にyoutubeやテレビゲームばかりしている子供をお持ちのご家庭なら、是非一度家族の時間を増やす為にもやってみてほしい。
麻雀は常に決断の繰り返しだ。子供の成長を感じられるだけでなく、役の話や自分の戦略について家族で盛り上がること間違いなしだ。
今は昔よりも全てが便利になり、創意工夫や相手の気持ちを読むことに力を使わないことが多い。これからの未来を担う子供達が画面の先の見えない誰かとオンラインでゲームをするだけでなく、家の中で膝を付き合わせて、手が触れ合い、相手の呼吸を読みながら盛り上がれる麻雀は、教えておいて将来の無駄にはならないと思う。
アクアシティお台場のガチャコーナー、子供向けかと思いきや大きいお友達で溢れていた