きびだんご、と言えば十中八九「桃太郎」を思い浮かべる方が多いと思うのですが、きびだんごってどんなもの?と聞かれると、北海道民は「なんか黒っぽくて四角くてオブラートに包んであるよね!」と素っ頓狂な事を言い出します。他県民、特に桃太郎の本場岡山では「なんじゃそりゃ」と思われるかもしれません。


北海道のきびだんご




そうそうこれ!この不思議な形の茶色っぽいのが北海道のきびだんごです。食べるとめっちゃ歯にくっつきます。あと、気温の低いところに置いておくとかなり固くなります。ちなみに岡山出身の友人にコレを食べさせたら「きびだんごではないが、おいしい」との事でした。


由来も全然違う!




パッケージにはあからさまに桃太郎と思しき人が「日本一」の旗を掲げています。なんなら犬、さる、キジも確認できます。しかしこの人が桃太郎とは一言も言ってないよ!ということですかね。岡山の人に怒られそう!漢字で書くと「起備団合」というらしいです。これは流石に道民でも知らなかった。


歴史はとても長い!




こちらのきびだんご、歴史はとても古く関東大震災の復興を目指し、大正12年から作られているそうです。この形は北海道開拓の屯田兵たちが携行しやすいようにこの形なんだとか。


出典元:http://www.kibidango.co.jp/product/


では、本場岡山の正しいきびだんごは...




しろくて丸い!ちなみに、絵本などの桃太郎が持っているのも白くて丸く描写されている事が多いです。



イラストを見てみましょう。やはり白くてまるいです。


北海道には、まだまだ道民でもしらないような事が沢山ある、不思議すぎる土地だという事がわかりました。


画像掲載元:いらすとや,イラストAC

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 北海道民のきびだんご、団子じゃないと岡山県民総ツッコミ