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クリスマスの定番料理といえば、ケンタッキーであるのは日本人にとって当たり前の話になってきておりますが、そもそもなぜケンタッキーなのでしょうか、モスバーガーじゃ駄目なのでしょうか。実はこの習慣は、日本独特の文化のようで、海外ではクリスマスにケンタッキーを食べることはしないということです。
日本ではケンタッキーですが海外は何を食べるのか。
海外(イギリス 北米)のクリスマスディナーのスタンダードはターキーの丸焼き。買ってきた一羽丸ごとを下処理し 中に玉ねぎ・人参・セロリ・りんごなどの野菜果物を詰め込み(各家庭で詰め込むものが違ったりする)あとはじっくりオーブンで焼き上げ完成。
それを捌くのは大体男の仕事です。きれいに捌き盛り付け グレィビーソースやクランベリーソースと一緒に頂くわけです。
なぜクリスマスに七面鳥をたべるのか分かりやすく説明します。
17世紀ヨーロッパ人がアメリカに移住→冬餓死寸前→インデアンが七面鳥プレゼント→冬越せた→マジ感謝→育てた七面鳥をインデアンにプレゼント→七面鳥が縁起物になる→クリスマスでも食べよう→日本では入手困難→ケンタッキーがある— 坊主 (@bozu_108) December 24, 2018
日本では七面鳥の調達がなかなかむずかしい。
そのかわりターキーの代わりにKFCパーティーバレルが人気に。なんと3か月前に予約をしてまで購入する人気ぶり。KFCがクリスマスシーズンに売上を伸ばしているのは言うまでもなく「ケンタッキーでクリスマスを!!」のキャッチフレーズを掲げた1974年以来、クリスマスのディナータイムの主役に躍り出たのです。
でもなぜにケンタッキー!?
なんと信じられないことですが、クリスマスにケンタッキーはKFC立ち上げに関わった大河原毅氏のデマから始まっているようです。「businessinsider」の取材によると以下のように記載されております。
店の前に立つカーネル・サンダースの人形にサンタクロースの格好をさせ、フライドチキンをアメリカの七面鳥のディナーの代わりとしてアピールした。 大河原氏はNHKに、フライドチキンは本当に西洋のクリスマスの習慣として一般的なのかとインタビューされた。 これが嘘をついた瞬間と大河原氏は語った。
引用:businessinsider
このデマが今の日本でも信じられており、そのままウソが定着してしまったようです。「嘘も百回言えば真実になる」ということわざもあるとおり、デマでも定着すればそれは「真実」になるのです。
性なる夜の6時間の話も日本では毎年恒例になってきておりますが
誰かが仕掛けた話だとすれば、それに乗っかっている我々は何とも言えない気持ちになりますね。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/femail/article-2252766/Hold-turkey-Have-merry-Kentucky-Fried-Christmas.html