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キース・へリングというアーティストをご存じでしょうか?名前を知らずとも、一度はそのアート作品を見たことがあるかもしれません。コラボ商品が数多く存在していますが、有名なところではユニクロとのコラボTシャツなどがあり、筆者も先日たまたま見かけて購入しました。そしてあることを思いつきました。
まずこの方のご紹介を。1980年代を代表する、ストリートアートの先駆者でもあるアメリカのアーティストです。シンプルな線で一目みて彼の作品とわかる単純さがあり、躍動感あるデザインと合わせてそのアート作品が評判となり、人気を広めていったそうです。
あのバスキアやアンディ・ウォーホルとも親交があったということからも、彼のすごさが伝わるのではないでしょうか。エイズによる合併症のため31歳の若さでこの世を去っているキースですが、彼の作品はいまなお世界中で愛されています。
ということで、ユニクロでコラボTシャツを購入したことをきっかけに実際にアート作品を見てみたいと思い至ったわけなのです。でもそんな簡単に見れるかなぁと思って調べてみたらなんと!山梨県にキースのコレクションのみを展示する世界で初めてのプライベート美術館が存在すると判明。
山梨県?!東京からなら二時間あれば着くじゃないか。行くしかないな。
ということで、行ってきました山梨県北杜市にある中村キース・へリング美術館。
これぞ美術館!と感じる造形美です。素人には説明不可能なわけわからない設計技術を見るとアートだなぁとしみじみ思うのです。中に入るとさっそく出迎えてくれるアート作品
というか、どこを撮ってもアートになります。
まず狭い通路を入っていくと真っ暗闇の空間にいざなわれます。明るいイラストのイメージがあったので、この空間は意外なギャップに感じて驚きます。この場所を抜けるとブルーライトで照らされた幻惑的なアートへ。
こちらは無題(繁殖の図)というタイトルです。段々と、見慣れたアート作品に近づいてきました。カラフルで動きのある絵がコラボ作品にはよく使われていますからね。そして次の最も広い空間に多くの作品が展示されていました。
これぞキース・へリングという様相がとても素晴らしかったです。やはり美術館の醍醐味は、広い空間を存分につかってオブジェや絵を不規則に配置できるところにあるのではないかと思います。おそらく計算されてる配置ではあるのでしょうが、規則正しく並んでいるわけではないのが好きです。
この他あと二つほど展示スペースがありますので、ぜひ実際に足を運んでみていただきたいです。
美術館に必ずといっていいほどあるグッズ売り場ですが、こちらもやはりキース・へリングならではな空間となっており、どこを撮ってもアートになります。
以前秒刊の記事で紹介していたキースへリングミッキーの靴下がありますね。私はこのチャイナ味のあるミッキー嫌いじゃないです。Tシャツ買いました。
てなわけで、どこを撮っても必ずアートになる中村キース・へリング美術館。一見の価値ありです!
Source:中村キース・へリング美術館