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漢字は10万字以上あるそうで、読めそうで読めない漢字も意外と多くあるものです。今回は、日常会話でもその言葉を使ったり、意味を知っているのに読めそうで読めない漢字を5問クイズ形式で出題いたします。難読漢字は脳トレでも人気のジャンルの一つです。読めなかったら頭を柔らかくして、ヒントなどを見てひらめきを頼りに回答を導き出してくださいね。全問正解を目指して楽しみながら、漢字に触れましょう。
「甚振る」は何と読む?
【ヒント】甚振るには、激しく揺り動かす・いじめる・嫌がらせをする・ねだる・せびるなどの意味があります。
答え:甚振る→いたぶる
甚振るの「甚」という字に、送り仮名を付けると甚だ(はなはだ)・甚く(いたく)と読みますよ。
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「況や」は何と読む?
【ヒント】況やには、言うまでもなく・なおさら・まして。といった意味があります。
答え:況や→いわんや
況やという言葉は、「言う」の未然形が元になっているようですよ。
〘副〙 (動詞「いう(言)」の未然形に、推量の助動詞「む」と反語の助詞「や」とが付いてできた語) 下文の文頭において、上文の叙述からすれば、下文で叙述することは、ことばでいう必要があろうか、いうまでもなく、自明のことであるという意味を表わす。
引用:コトバンク
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「準える」は何と読む?
【ヒント】準えるは、ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす・擬する・まねて作る・にせる。といった意味があります。
答え:準える→なぞらえる・なずらえる
準えるの別漢字は、准える・擬えるもあります。
また、準えるの例文ですが「人生を航海に準える」などという使い方をしますよ。
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「尤も」は何と読む?漢検準1級レベルの何問です!
【ヒント】尤もは、道理にかなっていること・なるほどその通りだと思われること・当然といった意味がありますよ。
答え:尤も→もっとも
また、尤もという漢字の送り仮名を変えると、尤れる(すぐれる)・尤める(とがめる)という読み方になります。あわせて覚えておきたいですね。
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「謙る」は何と読む?もちろん、けんるではありません。
【ヒント】謙るには、相手を敬って自分を控えめにする・謙遜 (けんそん) する・卑下する。という意味があります。
答え:謙る→へりくだる
別漢字は、「遜る(へりくだる)」もありますよ。
今回は読めそうで読めない漢字をご紹介しましたが、全問正解出来ましたか?
読めなかったら、ぜひ覚えておきましょう!知識として身に付けておくと役に立つ日がくるかもしれませんよ。また、次回も秒刊SUNDAYで難読漢字を楽しみながら、漢字に触れる時間を作ってくださいね。
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Source:漢字辞典オンライン・コトバンク