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アニメ「鬼滅の刃」の登場人物、我妻善逸は『雷の呼吸』を使って鬼と戦う人気のキャラクター。善逸がカッコいいと憧れている子もいるかもしれませんが、雷は本来怖いもの。雷は夏・冬を問わず発生しますが、特に6月~8月は、関東や中部、近畿地方を中心に広い範囲で多数発生します。意外と知らない雷の対処法をぜひこの機会に覚えておきましょう。

雷の対処法とは?

雷は、雷雲の位置次第で、海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちます。近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があります。グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。

引用:気象庁

雷鳴が轟いていたら、すぐに安全な場所へ避難しましょう。

比較的安全な場所とは?

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ビルや施設、家など鉄筋コンクリートの建築内や、トンネル内、オープンカー以外の自動車、バス、列車などの乗り物内は安全です。

雷鳴が轟いた場合は近くの建物に避難するか、乗り物に乗るタイミングであれば車内に避難しましょう。

また、鉄筋コンクリートではなく、木造建築の場合も基本的には安全ですが、電気器具、天井・壁から1m以上離れた場所に居れば更に安全だと言われています。

避難する場所が無かったら?

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近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。

高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。

引用:気象庁

電柱や建築物から4m以上、高い木から2m以上離れたところに退避することが大事なようですね。

また、雨宿りの場所を探し、避難しがちな建物や家屋の軒先は、安全な場所ではないので避けましょう。

建物に落雷した時に電気の通路になりやすく、大変危険です。

また、屋外で雷鳴が轟いているのに、その場に立っているのも危険なので、「雷しゃがみ」と呼ばれる姿勢をとるようにしましょう。

まず、荷物を地面に下ろしてしゃがんで、頭を下にかがめます。

そして、両手で耳をふさいで、足は両かかと同士をくっつけて、つま先で立つようにしましょう。

両足のかかとを地面につけておくことで、雷の電気が足から入ってきても、片足から反対側の片足へ流すことができます。

このようにすると上半身へ電流を流さずに済み、つま先で立つと、地面と接する部分を小さくできるので、電気の侵入を最小限に抑えることができます。

傘は危険?

特に梅雨の時期、傘は必需品ですよね。

ですが、雷雨の際は傘をさすことで自らが避雷針代わりになってしまいます。

傘をさせば、雷が落ちる確率が上がるので、大変危険です。

レインコートがあれば、傘をさすのをすぐにやめてレインコートに着替えましょう。

Twitterでも雷の対処法が分からない方多数

 

雷の対処法を知らない方は少なくなさそうです。

知っているといざという時、行動をスムーズに移せるので命の危険を減らすことが出来ますね。

雷に打たれる確率は?

実は、雷に打たれる確率は1/1,000万程度。

この確率はジャンボ宝くじの1等に当選する確率と同等です。

ほぼあり得ないようで、あり得る確率でしょう。

確率自体は低いですが、死亡率は5人中4人であり、確率的にはなんと80%の死亡率ととても高いです。

雷鳴が轟いている時は、基本的に外出しない、屋内にいるように心掛け、正しい知識で雷から身を守りましょう。

雷と言えば、ドラクエウォーク、新装備「いかずちのつえ」何故か雷使えない理由も話題になりました。

Source:気象庁

 

 

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 雷に打たれて死なない為に確認しておきたい、雷鳴が轟いている時の正しい対処法とは…