- 週間ランキング
画像の中には白い線で描かれた図形のようなものが見えていますか。しかし、これは図形ではありません。8文字のアルファベットが描かれているのです。しかもそのアルファベットは適当に描かれているわけではなく、意味のある単語となっています。しかし、誰もが簡単に読むことができる訳ではなく、まるで暗号のように見えてしまいます。長く見ていると徐々に文字が浮かんでくるかも知れませんが、大勢の人の中には見た瞬間にアルファベットを解読してしまう人もいるらしいのです。
見た瞬間に読むことができる人は、脳ミソがこのような文字を読むことに慣れている人のようです。この画像は意図的に文字を読みにくいように描かれています。ですから初めて見た人にとっては、文字といわれても素直に受け入れがたく思うこともあるようです。
しかし、初めて見た人でもここに描かれている文字を解読する方法はいくつかあります。
白い線で描かれた長方形を準備しました。この長方形を暗号のように描かれている文字の上に重ねてみます。
不思議なことに白い長方形を重ねた部分に今まで見えていなかったアルファベットが見えてきていませんか。見えてきたのは、「L」というアルファベットです。
「L」の右側にはどのようなアルファベットがあるのでしょうか。白い長方形を右方向に拡大してみましょう。
2個目のアルファベットが見えています。「I」というアルファベットですね。同じようにして次のアルファベットを解読してみましょう。
3個目のアルファベットは「F」でした。では、4個目のアルファベットは何でしょうか。そろそろ白い長方形がなくても次のアルファベットを解読できてきているのではないでしょうか。
あなたは4個目のアルファベットを正しく解読できているでしょうか。
4個目のアルファベットは「E」でした。4個目のアルファベット「E」を解読できていましたか。それでは、5個目のアルファベットももう解読できていますね。5個目のアルファベットを確認してみましょう。
5個目のアルファベットは「H」でした。5個目までのアルファベットを解読してしまうと、残り3個のアルファベットも解読できてしまうのではないでしょうか。画像の中に隠されていた単語はもう解読できてしまいましたね。
画像の中に隠されていた単語は「LIFEHACK(ライフハック)」という単語でした。
「LIFEHACK」という単語を解読するために、白い線で描かれた長方形を利用しました。白い長方形を少しずつ右方向に拡大していくことによりアルファベットが1文字ずつ見えてきました。
他の方法でも長方形を利用するのですが、こちらの長方形は白い線の長方形ではなく白い色で塗りつぶされた長方形です。白い色で塗りつぶされた長方形2枚を最初に準備してしまいます。この2枚の長方形を、解読したい文字の上側と下側に置くだけです。これだけで、「LIFEHACK」という単語を解読することができます。
スマホやパソコンで直接確認したいという場合は、白い紙2枚を画面の上側と下側に置いて確認することもできます。
暗号のように描かれていたアルファベットは、下の「LIFEHACK」という文字でした。
今回の問題は、錯視の問題でした。人はものを見る時脳ミソが重要な働きをしています。視界の中に入ってきたものを、脳ミソがどのように見たら良いのかを判断してその画像を見せてくれているのです。今回の画像は脳ミソが判断しずらいようにつくられているため、すぐには「LIFEHACK」という文字を認識できなかったのです。
しかし、このような画像を何度も見ている脳ミソは、どのように見たら良いのかを学習していて数秒で解読できるのです。
パズルには「困らせるもの」という意味があります。少しだけ困らせてくれる問題が、「パズルの記事」一覧 の中にそろっています。