現在、イタリアで起きたある脱獄事件が話題になっています。映画ではよくみるシチュエーションですが、現実ではほとんど起きない事件と認識している人が多いのではないでしょうか。そのため脱獄だけでもかなり衝撃的なニュースですが、更に脱獄した受刑者が残したあるメモが見つかり、その内容にも大きな注目が集まっています。


イタリアで2名の受刑者が脱獄




イタリアで受刑者2名が脱獄する事件が発生し、現地で9日に報道されました。


脱獄した受刑者は同士のダバッド・ズカノビッチ受刑者(40)とリル・アフメトビッチ受刑者(46)の2名で、2人はいとこ同士とのことです。


2人は2日の深夜に、刑務所内の中庭にあったホースを利用して壁をよじ登り脱獄を行ったとのことです。


この内容だけでもインパクトのあるニュースですが、この2人が残したメモの内容についてより大きな注目が集まる事態になりました。


期日や署名をしたメモが見つかる


今回の脱獄を行った2人は、刑務官らへ向けて自身の監房内にあるメモを残していきました。そのメモには以下の旨が記載されていたとのことです。


「厄介な話に首を突っ込んだ自分たちの子どもを守る必要」が生じており、妻らも収監されているため、事態を収拾できるのは自分たちしかいない


引用元:AFPBBNews


また、併せて15日前後でトラブルが解決し次第刑務所へ戻ること、両名の署名が残されていたとのことです。


まるでフィクションの世界のようなニュースです。


まるで映画のようだと話題に


このイタリアでの脱獄事件は日本のネットユーザー間でも大きな話題となっています。










映画や漫画の世界のようだといったツイートや、褒められた行為ではないもののせめて約束を守って戻ってきてほしいといった声など多数の反応が確認できます。また、第二次世界大戦中に発生した同国での脱獄事件を思い出すというユーザーも多いようです。


脱獄に関しては以前も別のニュースが話題になりましたが、今回の事件もしばらく世間の関心が続くニュースになりそうです。


画像:写真AC

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 イタリアで受刑者が子供のために脱獄 まるで映画の世界とネット上で話題に