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本日発売となりました新型iPadPro。突如の発表に衝撃を受けるも、以前から噂はされており、背面カメラが強化されるのではないかなどの情報が出ておりました。そして噂は本当だったわけで、それなりに使い勝手は向上しているのですが、普段使わない方はどれほどの衝撃を受けるのか。普段使わない、筆者が試してみた。
当たり前なのですが、iPadProはHOMEボタンがないのでiPhoneXシリーズ同様、スワイプで昨日切り替えを行います。iPhoneXシリーズに慣れている方であれば特段迷うことはありませんし、旧iPadProも同様でしたのでこのへんは驚くことではありません。
左が新型、右が旧型。
違いといえば、カメラが強化され、広角レンズや、LiDARスキャナ LiDAR(Light Detection and Ranging:光検出と測距)が搭載されております。このへんはiPhone11の機能を踏襲しております。
色は、スペースグレーとシルバーで旧型と同様。
CPUは、ノートパソコンかよというほど高速な「A12Z Bionic」を搭載。これにより、3D描写もサクサク動く。MAPなどの3Dシンボルもグニグニ動くので、ゲームもサクサク。
ApplePencilの第二世代などに対応しておりますが、直接描いているんじゃないかと、不安になるほど、ヌメヌメと描くことができる。
カメラ性能としては、広角レンズが搭載されたので、iPhone11のような奥行きのある写真が撮影可能。ただし、写真の品質はさすがにモバイル機ということもあり、一眼レフのようなもの・・・とはいかない。
Apple、5m先までの深度計測可能なLiDARスキャナ搭載のiPad Pro発表。Magic Keyboardとトラックパッドにも新たに対応。搭載するチップはA12Z Bionic。超広角カメラも搭載。マイク、オーディオ、モーションセンサーなど、プロクオリティで固めた仕様。本体価格は据え置き。https://t.co/Y6FOCoCizd
— Taro Matsumura 松村太郎 (@taromatsumura) March 18, 2020
5月発売予定の、iPadPro専用のキーボードMagic Keyboardに対応。まるで浮いているかのようなその素晴らしくスタイリッシュなデザインは、アップルユーザーに衝撃と、瞬時のポチリを促進。
やっぱり、Appleのデザインはこうじゃなくちゃ。と言わざるを得ないものでしたが、とりあえずこれは5月まで待つしかありません。
で、これでノートパソコンの代わりになるのか。という問題はあるのですが、Magic KeyboardなどのiPad用キーボードとトラックパッドを使えば、文章ライティングや、画像編集ぐらいは余裕でできる。
ただし、使い勝手は、ノートパソコンにまさるものはなく、単純にコピペするだけでも、ノートパソコンの作業とはまるで違い、ストレスを感じるかもしれない。
特に「ファイルの保存」概念はまるで別物なので、例えばデスクトップに一時的に置いて・・・みたいな使い方は難しい。色々ファイルの遣り取りをするのであれば、結構戸惑う。
それもなれなのかもしれませんが、いずれにせよここまで進化したiPad。コロナの問題でより加速するテレワークの影響でそのうちノートパソコンを凌駕する日は近いのかもしれません。
画像掲載元:秒刊SUNDAY