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フジテレビ系列で1981年5月16日から1989年10月14日の間放映されていた、お笑いバラエティ「オレたちひょうきん族」。「ビートたけし」「明石家さんま」といった、今や大御所と言われるタレントが当時、体を張ったコントを繰り広げる伝説の番組。その中のコーナー「ひょうきん懺悔室」に登場する神様役であるブッチー武者さん。今はどうしているのか。そんな疑問は誰もが思うはずですが、実は今ネットでちょっとした話題を呼んでいるのです。番組終了から30年の時を経て、あの頃の「神様」がいったいなぜ再度注目を浴びているのでしょうか。
ハロウィンの時に懺悔ガールをやってくれた有村ほろちゃん
彼女のお母さんが私を知っている世代で、一緒の写真を見てとても驚いていたそうです
彼女の世代にも知られるように、神様、頑張りますpic.twitter.com/sOxMjqqcr2 — ブッチー武者(公式) (@officialzange) November 4, 2021
ブッチー武者さん(以下ブッチー)が、ネットで話題となったきっかけは、池袋のハロウィンイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2021」。
いったいなぜこのイベントに参加したのか、話を聞いてみました。
たまちゃん「なぜ「池袋ハロウィンコスプレフェス2021」に参加したのですか?」
ブッチー「友人にさそわれたのがきっかけです。池袋のイベントは入場料とるんですよ。2500円。だから結構みんなクオリティ高いんですよね。
ブッチー「で、そういう人たちの中に「ホンモノ」の神様が入っていったら、今の若い人たちはどんなリアクションを取るんだろう、と思ったのです」
たまちゃん「なるほど、ちょっとホンモノが入ってみた、みたいな」
ブッチー「そう、当たり前ですがクオリティ高いですよね、僕、ほとんどそのままですから(笑)だから知っている人は、ギャグで懺悔させてください、みたいな感じで集まってきたんですが、ホンモノだとバラすと、凄い驚いていましたよ。」
ブッチー「だんだんそれで波及して、カメラマンやしまいには、フジテレビさんも来て、ホンモノなのですか!?取材させてください!ノーギャラで!みたいな感じでオファー受けてその日「イット(フジテレビ系列)」というニュース番組に出させてもらいました。」
たまちゃん「衣装や背景は誰が作ったんですか?」
ブッチー「それは友達が器用で、作ってくれたんです。実は壁などは自立できないので、実は後ろで支えているんです(笑)」
たまちゃん「○✕はどうやって決めていたんですか!?」
ブッチー「即興です(笑)。そこに出ている人たちは、実力がある人達は力量があるので、どっちでも対応できる。でも本当に忙しい人は、ディレクターのほうから、今日は後ろがケツカッチンなのでスケジュールがおくれてしまうから・・・・・・。という大人の事情もあったんです。でも、ほとんどガチでやっていましたね。」
たまちゃん「○と✕は視聴率はかわります?」
ブッチー「バツのほうが面白いから増えるんじゃないですかね!?」
たまちゃん「明らかに✕の確率のほうが多いですよね?」
ブッチー「むちゃくちゃ多いですよ!レギュラーのひとは✕でいいんで、僕は考えるまもなくバツを出していました。○がレアなので驚かれることが多いです。台本なんてない。ガチなんです。」
ブッチー「懺悔の神様劇場というYouTubeやっています。即興コントなどもやっていますよ。でも、神様はユーチューブで乳首が出せない(笑)ユーチューブ厳しいので。」
ブッチー「あとは、劇団なんかもやっており、「生きる」というお芝居をやっておりますので見に来てください」
舞台「生きる」
たまちゃん「ブッチーさんはどこで会えますか!?」
ブッチー「お店に来てください。懺悔したいひとも募集しているので、どんどんきてください。ちゃんと、背景も音もありますよ!水は出せませんが(笑)」
ありがとうございました!
「ひょうきん懺悔室」の神様といえば、なんとなく不気味なイメージがあった。当然出演している「ブッチー武者」さんも、不気味な人なのかな?と勝手な想像をしていたが、インタビューをしてみて、まるでちがった。
誰にでも優しくそして若い世代への配慮を感じる、間違いなく現役のエンターテイナーであります。
ブッチーさん、今回は本当にありがとうございました!
ブッチー武者さんのお店「懺悔の部屋 女無BAR」
ブッチー武者さんのツイッター