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芸は身を助けるということわざがあります。最初は趣味として始めたような事が、自分の生計を立てる手段になるということわざですが、実際に筆者は音楽を長年やっておりまして、その収入も自分の生活を支える柱の一つとなっております。今回はどんな状況でも使える特技のお話です。
世界を放浪して色んな知見を得てみたい。学生の時などならば時間があるので出来ますが、実際に社会に出た後は中々そんな大胆な行動には出にくくなるものです。そしてどんな場合でも生きていくためにお金は必要ですから、その路銀はどうするのかという問題にも直面します。
世界中をヒッチハイクしたり放浪旅行してる知人に言わせると「楽器、按摩、料理、散髪あたりの技術があると路銀稼ぎながら死ぬまで放浪出来る」らしいのでそういう異世界転生モノを誰か書いて(他力本願)
— 射的屋(自動戦闘人形サービス) (@syatekiya072) September 12, 2020
まず一つ目は「楽器」。楽器が堪能であれば、言葉が通じなくても音楽でつながる事が出来ます。そして二つ目が「按摩」。指圧のツボは人類共通ですから、どこでもその力を発揮できます。三つ目は「料理」。美味しいに国境はありませんので、料理の知識もどこでも活きます。四つ目は「散髪」。髪を切る技術も万国共通ですので、出来ればどこでも路銀に困ることは無くなるでしょう。
昔から中国人が異国で身を立てるための定番の仕事は、料理人、散髪屋、仕立屋だった。これらの職を包丁、カミソリ、裁ちバサミの三種の刃物からとって「三把刀」と呼ぶ。
— Ta. Howait (@Ta_Howait) September 13, 2020
華僑の間で使われてきた言葉「三把刀」という言葉も同じくどこでも暮らしていける手に職を指している言葉です。
昔から言われている「日本を出て暮らしたければ、寿司か美容師のウデを」。数年の努力のほうが、ビザもないのにあちこち行って就職口探すより確実。 https://t.co/Y3fbJ214JA
— Y.Tsukuda (@Y_Tsukuda) September 13, 2020
寿司は日本料理、美容師はもちろん散髪ですね。あまり元手を必要としないのも強いかもしれません。
中世ヨーロッパの放浪楽士や放浪学生、ジプシーみたい。音楽・軽技・占い・鍛冶なんかは元手が少なくてもできるからね。按摩は盲者の人たちが生活するために身につけることが多いって言うし納得のラインナップ。 https://t.co/WTuSlUpNdb
— ガジョレ2@杜の都 (@russia_sukosuko) September 13, 2020
軽業なんかも言葉の壁があっても大丈夫な職業という意味では楽器と近い特技かもしれませんし、他のも元手があまりいらないという共通点があります。占いは言葉通じなきゃアウトな気もしますが。
自由に生きる事に強いあこがれを感じる方は、是非とも上記の特技を一つ選んで極めてみると良いかもしれません。
画像掲載元:写真AC