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1945年8月6日、広島に原爆が投下されました。この被害を後世に伝えるための広島平和記念資料館がリニューアルオープンされましたが展示の内容や方法は大幅に見直されました。従来展示されていた3体の「被爆者再現人形」が撤去されたことで賛否が巻き起こる事態となっています。
被爆の被害を再現した3体の被爆人形が、広島平和記念館から撤去されたのは、次のような理由があるといいます。
被爆者が身につけていた服や、爆風で曲がった鉄骨など、実物の展示を重視した。かつての本館には、やけどをして皮膚(ひふ)をぶら下げて歩く被爆再現人形があった。でも、被爆者からは「被害はこんなものじゃなかった」という批判もあり、展示をやめた。
引用 https://www.asahi.com/articles/ASM526G1DM52UPQJ006.html
資料館のリニューアル始まる前から「人形は撤去すべき」「残すべき」と言うように議論されてきましたが、人形はあくまでフィクションでありリアルを追求するために撤去が決まったと言います。
被爆者再現人形は小さい子供が見たらトラウマレベルだから…
— 自由ヶ丘 (@R_gosasina) August 5, 2019
被爆再現人形の展示やめた理由 原爆資料館リニューアル
>被爆者がいなくなった将来、誤ったイメージが独り歩きしないようにするためなんだ。
なら正しい人形を置くべき。子供が見れば恐怖だろうが、一目で分かる恐怖は大事だよ。絶対に繰り返してはならないと思うなら尚更。 https://t.co/v59LpMOgiB— 剣聖 (@kensei_amuja) May 16, 2019
それぞれの被爆者や遺族の苦しみに向き合ってもらいたいと、説明パネルなどは最小限にとどめた。実物での展示を重要視し、以前あった3体の「被爆再現人形」は撤去した。
— 佐野 直哉 (@pxbrqnaZJT1917W) April 24, 2019
実際に被害に遭った人達の声を受け撤去され、事実を後世に伝えるための手段ではありますが、あの3体の被爆人形は子供だけでなく大人にも心に突き刺さる物であり「戦争は絶対にダメだ」と日本人に恐怖を与える展示物であったことは間違いないでしょう。
広島平和記念館ではなく、別の場所で展示するという手法をとってもいいのではないかと言う意見もあります。
紅白出場の韓国人歌手がキノコ雲をモチーフにしたTシャツを着て大炎上しましたが、
戦争の悲惨さをしっかりと学べば、あのようなTシャツを着ることなんてできないはずなのにと感じますね。
画像掲載元 写真AC