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スポーツを題材にした少年漫画の多くには、定番とも呼べる要素があります。それは、キャプテン翼や黒子のバスケなどに出てくる人間離れした技や能力、タッチなどに見られる恋愛、連載初期のスラムダンクのような不良・喧嘩というような、スポーツ以外の漫画的要素。しかしある大人気漫画には、そういった要素が無いことが話題となっているのです。
改めて本日7/20(月)は週刊少年ジャンプ33・34合併号の発売日です!
ハイキュー!!は最終回!アニメ・演劇チームからの慰労コメントに原画展情報も!こち亀も載ってます!そして古舘先生から皆様に感謝のイラストが到着しました!
皆様!8年半、本当に本当に本当に応援ありがとうございました!!!! pic.twitter.com/TMH6Dwx2E9
— ハイキュー!!.com (@haikyu_com) July 20, 2020
ハイキューは、週刊少年ジャンプで2012年から2020年まで連載され、アニメ化もされている大人気バレーボール漫画です。先日約8年間に渡る連載を終え、無事完結しました。
ストーリーは、主人公の「日向翔陽」と「影山飛雄」の2人を中心に、彼らが高校生の頃からプロになって活躍するまでの物語。ライバルとの切磋琢磨や全国の強豪校との対決などを通して、2人の成長を丁寧に描き上げているのが本作の特徴です。
ハイキュー、個人的に一番凄いと思うのはスポーツ×特殊能力とかスポーツ×不良みたいな、少年漫画のスポーツものって大抵何らかのサブ要素がフックとして存在するのにこの漫画はそういうの全く無い事なんだよな。部が存続の危機に陥る訳でも、暴力沙汰がある訳でもなく、ただただバレーをやってるだけ
— 鳩麦 (@hatomugi_x) July 20, 2020
今回話題になっているのがこちらの投稿です。この投稿に書かれているのは、ハイキューには「スポーツを題材にした少年漫画」の多くに共通するスポーツ以外の要素が無いということ。
スポーツ以外の要素と言われてまず思い浮かぶのは、特殊な能力や実現不可能な必殺技などでしょうか。例えばテニスの王子様に出てくる手塚国光の「零式サーブ」、黒子のバスケの赤司征十郎が使用する「天帝の眼」など。
そう言われてみれば確かに特殊能力や恋愛など、スポーツ以外の要素が描かれていた印象はあまりありません。ただ純粋にバレーボールというスポーツを描き続けていたわけですね。
この投稿には多くのネットユーザーから賛同する声が寄せられていました。
そうなんだよ。
ハイキュー!!に惹かれてしまうのは、「そんなん無理やん…。」という奇天烈な必殺技が出てくることも、やたらと人数が多いというわけでもなく、地に足のついたキャラクターが、地上からトンと飛び上がる。熱を持ってバレーをがんばっている。そんな普通であって、普通でない面白さ。 https://t.co/2dz3WAFNVe— ヨル。 (@fai_001) July 20, 2020
コレはホントにそう!
なんでもバトルになると言われてるあのジャンプで必殺技も超能力もイケメンもヤンキーも無しでスポーツ漫画をヒットさせたのは凄い快挙だと思う。
︎必殺技に関しては「変人速攻」ってソレっぽいのが有りましたが、他の漫画に比べたらあの位はね。(^^;;https://t.co/H8TmPbGE2t — ワンピースより長いジャンプ歴 (@onepyorinagai) July 20, 2020
これは確かにハイキューのすごいところなんだけれども、「少年漫画のスポーツもの」(大抵とは書かれてるけど)でくくると他にもそういう作品あるよってなるので、「近年の週刊少年ジャンプの」ってしたほうがいいように思う。そして他にもあるそんな作品ももっと知られたらいいなと思う。 https://t.co/bhraoyhqeE
— すかわ (@sukawagw) July 20, 2020
もちろん、世の中には他にも同じような漫画はたくさんありますので、ハイキューだけが特別というわけではありません。それに個人的には特殊能力があったりする作品も、少年漫画っぽいアツさがあってすごく面白いと思います。
ただ、ハイキューが多くの人に愛される理由の一つには、純粋にスポーツのみを描いているという点があるのでしょう。
そういえば以前、伝説の漫画雑誌「漫画少年」がほぼ全巻トキワ荘に寄贈されたことが話題になっていました。
画像掲載元:秒刊SUNDAY