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Googleといえば、誰もが知る「検索エンジン」を展開する企業。「ググる」という言葉がもはや一般的なものになるほど、生活の一部と化している。しかしながら、そこまでメジャーな名前であるにも関わらず、この名前の由来を、しっかり説明できる人はあまり居ないだろう。今回はそんなGoogleの名前の由来が、海外ニュースサイト「デイリー・ミラー」で話題となっているので紹介したい。
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誰もが知る「Google」。最も有名なサービスは「検索エンジン」だが、その他にもフリーメールの「Gmail」、ウェブブラウザの「GoogleChrome」などもあり、Googleなしではビジネスが成り立たないほど、生活に浸透してきている。
そんなGoogleの創業者は、スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン。
しかし、実はその「Google」最初の名前の候補はそれではなく「Backrub(バックラブ)」というニックネームで呼ばれていたそうだ。
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「Backrub(バックラブ)」は、創業者であるラリーペイジとセルゲイブリンによって名付けられたニックネームで、背中のマッサージなどの意味合いだった。
が、すぐに改名、その後付けられたのが「Google」だ。
ではGoogleという言葉は一体どこから生まれたのか。実は数学に深く関係する言葉だったのだ。
On April 2, 1878, American mathematician Edward Kasner was born, best remembered for introducing the term “googol” https://t.co/UXc88pI8n3 pic.twitter.com/TzQet4aJoj
— SciHi (@SciHiBlog) April 3, 2017
実は、Googleの語源は数字の1の後に100個のゼロが続くとてつもない天文学的な数字「グーゴル」をもじったもののようだ。こんな感じで…
グーゴル (googol) → googl → Google
そもそもグーゴルは、Googleが誕生した1996年よりさらに70年以上さかのぼり、今から100年前の1920年頃、数学者のエドワード・カスナーによって生み出された概念。
ちなみに、1グーゴルを実際に表現すると…
1グーゴル=10, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000, 000
0が100個並ぶ。天文学的な数字だ。
「名は体を表す」と言うが、まさにその名にふさわしい、とてつもなく巨大な数字「グーゴル」。
インターネット上には、まさに「グーゴル」レベルの膨大な情報量があり、それを瞬時に探し出すという画期的なサービス「Google」。
その由来を聞くと妙に腑に落ちたような気がする。
そして、Google誕生を予見していたかのような「グーゴル」という言葉自体が、既に100年前にも存在していたということは驚きだ。
Source:デイリー・ミラー