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岐阜県岐南町は県の最南端に位置し、名古屋にも30分程度で行き来できることからベッドタウンとしての需要も高まりつつあります。その岐南町の町長が「セクハラやパワハラをおこない続けていた」ということが報道されています。そんな中、町長が噛み付いていた「第三者調査委員会」による報告書が、ハラスメントの教科書じゃないか!と話題になっていました。

岐南町長、辞任届を提出するも……

少なくとも99のセクハラパワハラ行為があったとして、岐南町長を辞任した小島英雄氏。NHKニュースでは謝罪の場面のみ放送したようですが、民法の情報番組で見たところとてもセクハラで辞任する人の物言いではありませんでした……。

第三者調査委員会の調査報告書が「まるでハラスメントの教科書」

実際に岐南町のホームページにある「調査報告書」が、とんでもない内容となっています。全71ページのpdfファイルは、このまま表紙を作ったら薄い本になってコミケで販売出来るレベル。読み進めるとおぞましい話がガンガン出てくるので、こんなことが実際に町役場で行われていたと思うと恐怖でしかありません。

・全て事実なら、結論の「町長について、『即時の辞職』以外の選択肢はない」も納得
・個人的には、パワハラっつーか「マジもんのクソ上司」って感じ
・この報告書は管理職全員読んだほうがいい。令和のNGリスト集になってる
・資料の最後の方に載ってる職員の声がめちゃくちゃ生々しい
・職員の休日の過ごし方について、町長の決済を得ろと言ってる時点ですでにアウトだ

岐南町のホームページ「危機管理対策本部」にpdfファイルがあるので、興味がなくても一度読んでみて欲しいレベルです。概要版もたった2ページにギュッとヤバさが詰まっていますが、やはり71ページをゆっくり読んでいただきたいというのが本音。

セクハラやパワハラがしっかりと罰せられる時代になりました。それでも声を上げることの出来ない人もいると思うので、しっかりとした第三者調査委員会を設、セクハラパワハラの類が一切なくなるような時代になりますように……筆者もパワハラはかなり受けていました、それでも声を上げることが出来ないんですよね……ふぅ。

source:岐南町ホームページ「危機管理対策本部」

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 99のセクハラで町長辞職の岐南町、第三者調査委員会の報告書が「ハラスメントの教科書」だと話題に