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現在高騰中のガソリン価格、レギュラーガソリンの全国平均価格(10月18日現在)は160円を上回り、家計に少なからず影響が出ているのではないでしょうか。そのガソリン価格、資源エネルギー庁の調査によると日本一安い「埼玉県」(159.3円)と日本一高い「長野県」(172.4円)ということで、その差なんと13.1円の差が……。なぜこのような価格差があるのでしょうか、気になるところです。

ガソリン高騰止まらず……

ガソリン価格の高騰が止まりません。レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格が164.6円を記録し、その後も下がる要因が見当たらないのです。価格高騰の要因は、産経新聞が伝えているように「世界経済の回復基調に伴う原油需要の増加」なのですが、地域によって大きな価格差ある理由も気になるところです。

参考:産経新聞

「ガソリンスタンド」に行ってみることに

筆者が住む茨城県は、資源エネルギー庁の調査(2021年10月18日)によれば埼玉県と岩手県に次ぐガソリン低価格地域。こちらの店舗は、ほぼ茨城県の標準価格である158円(レギュラーガソリン1リットルあたり)でした。

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別のスタンドでは164円……これはほぼ全国平均。全国でも有数のガソリン低価格地域である茨城県としては、かなり高く感じました。

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更に隣町まで行ってみると……レギュラー151円!これは安い!

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「ガソリンスタンド」でお話を伺いました

あまりの安さに即決でしたが、そもそも表示より2円安い上に「LINE友達クーポン」によって更に2円引き。なんとレギュラーガソリン1リットルあたり147円という激安、いや衝撃価格に!これは安い……ということで、ベテランらしき店員さんにお話を伺いました。

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-- なぜこんなに安いんですか!?

店員さん「このあたりは激戦区だから、ちょっとでも高いと入れてもらえないんですよ」

-- ガソリンスタンドが多いってことでしょうか?

店員さん「それもあるんですけど、1店舗めちゃくちゃ安くするところがあるので追随せざるをえないんです」

更に詳しく伺ったお話は下記になります。価格に地域差があるのは、基本的に「店舗間の競争」があるからだそうですが、それ以外の要因(推測)もたくさんあるようです。

・茨城は車社会でガソリンスタンドが多く、競争が激しい
・埼玉、千葉、茨城はガソリン製油所に近いので輸送費が安い
・日本海側に製油所がないので、日本海側の地域は高くなる傾向
・海に近く平坦な地域は基本的に安い
・都心部は物価や地価が高いので、安く出来ないのではないか
※店員さん個人の見解です

お忙しいところ、お話いただきましてありがとうございました!ハッキリとした理由があるわけではないということなのですが、基本的には競争原理が働くようですね。お話を伺ったスタンド、価格が安く清潔だったのでこれからも使用させていただきます。

今から5年前、レギュラーガソリンは100円を切る地域もあったんですね……自動車移動が主の筆者としては、少しでも早くガソリンの価格が下がって欲しいと願っております。

画像掲載元:SS.ナオキ

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 高騰中のガソリン価格、日本一安いのは埼玉県、価格に地域差がある要因とは