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人類の最大の夢「永遠の命」いわゆる、不老長寿。これはいくら年をとっても老いることもなく、そして死ぬこともない。不死身の体である。人間だけでなく、SF映画やアニメなどでは様々なキャラクターがその夢を追いかけているわけですが、現時点ではそれが実現している様子はありません。しかしながら、一部の金持ちはそれを実現させるために多くの資金を投資しているのです。
New blood, computer brains and frozen heads: How billionaires 'will live forever' https://t.co/ca70ht8NXT pic.twitter.com/jYrRAymroE
— Daily Star (@dailystar) September 20, 2020
富裕層の中の富裕層。超富裕層。彼らは、もはやお金に困ることがない幸せな生活を送っております。しかしながら悩みがないと言うわけではありません。その悩みは人類にとって究極の悩みそれは
『死』
である。死ぬことを恐れない人は居ない、それは例え恵まれない人であっても恵まれている人であっても公平に与えられる、人生最後の瞬間。誰もが避けて通ることが出来ない、100%訪れる最大のイベントである。
しかし超富裕層たちはそれをなんとかして避けて通ろうとするのであります。例えば以下のようなアイディアがあるようです。
PayPalといえば世界中に有名な決済サービス。ネットを使うだけで何処かで彼らに金が入る。もはや金に困ることがないシステムを構築した彼らも、人間の平均寿命を伸ばす企業に投資しているとのこと。その企業の一つは「Ambrosia」で、若者の血を老人の体内に入れる吸血鬼のような実験をしているとのこと。
動物実験ではある程度効果があったようだが、まだ人間での実験には否定的のようだ。
かつてディズニーの創始者「ウォルト・ディズニー」が1966年12月に亡くなった際、氷漬けにされたという根拠もない噂が拡散した。ただし実は、60年代はじめから、冷凍保存の研究は進んでおり、1967年に人類で初めて凍結されたもよう。
PayPalの同僚であるルークノセック氏もこの凍結保存にサインアップしているという。
現時点では冷凍された人間を解凍し、再び生き延びることができるかどうかは未知数である。
イーロン・マスク氏が投資しているNeuralinkデバイスは、人間の脳にチップを埋め込み、データを保存することができるという。しかし現時点では、それを保存したからと言って、自分自身をコンピューターに置き換えるということは程遠く、道程は長い模様です。
結局、現時点で確実性の高い「不老不死」と呼べる技術は存在しないばかりか、寿命が著しく伸びるなんてことはなく、80歳前後で普通に死んでしまう。
もし、不老不死の技術が確立されれば、人類は一体どうなってしまうのか。この世に死ぬことのない永遠の命を手に入れた人々で溢れ、互いに争いあい、けなしあうも死ぬことがない、不毛な人生が続いていくというのだろうか。
そして死なないということは、この宇宙が終わっても、何かが生き続け、そしてそれを終わらせることも出来ないという、ある意味「死」より恐ろしい現実が待っているのかもしれない。
Source:DaiyStar