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福岡空港というと都心に位置し、交通の便が非常に良い空港となっています。それだけに、何か飛行機に不備があると住宅地に影響があるのでは無いかという心配も。そんな中、19日の午前中に福岡空港から離陸した飛行機のエンジンから火が噴き、緊急着陸する事態となったのです。今回のエンジン火災について、現役の飛行機のエンジン整備の仕事に携わるプロに実際にインタビューしてきました。
全日空機 エンジントラブルで緊急着陸 福岡空港https://t.co/pQSI5rwjPc#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/yCp4edMqde
— NHKニュース (@nhk_news) December 19, 2019
国土交通省福岡空港事務所などによりますと、19日午前9時50分すぎ、福岡発羽田行きの全日空246便ボーイング767型機で、離陸してまもなくエンジンでトラブルが起きたとして緊急着陸の要請がありました。
引用 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191219/k10012220581000.html
一部ネット上では、「この火災はバードストライクではないか」という憶測も流れていますがが、飛行機のエンジン整備に携わるプロに以下の映像を実際に見てもらったところ次のような回答が得られました。
福岡空港を飛び立った飛行機が
バードストライクか?エンジンから火を噴いてました。
恐らくこの後戻ってくるのか、
不測の事態に備えて
付近が交通規制始まりました。#緊急着陸 pic.twitter.com/uo8io5BLzM— HANABI&VERSUS (@hanabityudoku) December 19, 2019
A.この映像を見る限り、エンジン内部に何かしらのトラブルがあったことは間違いありません。
バードストライクの場合の炎上は、ほとんどの場合ほんの数秒で終わりますが、これは長いですね。
バードストライクである可能性はゼロではありませんが、限りなく低いと考えられます。
A.エンジン火災だけで墜落することはゼロではありませんが、ほとんどありません。
エンジン内部に異常があったことで緊急着陸という判断を機長が判断した物と思われます。
A.滑走路に鳥がいれば、空砲を撃って追い払うことで対策は取れます。
しかし、飛行中は対策を取るのは難しいですね。
パイロットが飛んでいる鳥を目視することはできますが、発見できてもまず避けることはできません。
ツッコんでくる鳥もいますから。
エンジンに入ってしまった鳥は降りてきてから除去します。
エンジンには血がドバーッと付いてて鳥の肉片とか羽とかも生々しく付いていますよ。
アレを見ると、鶏肉食べられなくなりますね。ははは!
笑いながらサラッと恐ろしすぎる事を言う整備士さん・・・。
エンジン火災が即座に墜落に結びつくことはまずないと言う事ですが、バードストライクによる想像もできない恐怖体験を聞いてしまいました。
画像掲載元 写真AC