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未だにジャニー喜多川氏の性加害問題は沈静化をみせていませんが、当初のジャニーズ批判一辺倒と比較すると「賛否両論」という風潮になってきたような気がします。そんな中、特に厳しくジャニー喜多川氏に加えて現役ジャニーズを痛烈に批判してきたサントリーHD社長、新浪剛史氏。彼に反発するように「サントリー不買運動」を始めた方も多かったのですが、その波は徐々に大きくなってきているように感じます。
一方的に殴り続けられていたジャニーズ事務所ですが、さすがにそれはおかしいという声も大きくなってきました。新浪社長「チャイルドアビューズ(子供への虐待)を企業として認めることになる」と語っていましたが……これに関しては、週刊新潮の記事を見ていただきたい。
物理学における「作用」「反作用」ではないのだが、他者を強く批判したあとに、その言葉がブーメランとなって返ってくることは珍しくない。
ジャニーズ事務所に対して最も厳しいコメントを口にしていた #新浪剛史 サントリーHD社長も、その実例かもしれない。#週刊新潮https://t.co/oecjiu19Lg
— 週刊新潮 (@shukan_shincho) October 21, 2023
なぜ多くのマスコミはダンマリなのか……スポンサーを降りられるのを怖くて「何も言えない」というマスコミも多いと思うんですよ。これ、過去にテレビ局がジャニーズに対して忖度していたことと何が違うんだろう……?
引用:「ジャニーズ離れ」推進役・新浪サントリー社長に対して、人権弾圧で苦しむ国の人は何を思うか
世論は二分しているものの、基本的にマスコミは「ジャニーズ憎し」の論調が色濃い状態。世論を気にするスポンサー、そこに忖度するマスコミ、そして今まで性加害を知っていながらダンマリだったことを責められたくないジャーナリスト。
そこに加えて、善悪の区別なく叩けるものなら全部利用してやろうという「エセ」ジャーナリストが群がっている状態。これが健全だとは全く思えあせん……もちろんジャニー喜多川氏のしたことが許されるわけではありませんが、現在のジャニーズタレントが血祭りに上げられているのも疑問です。
そして事実誤認というか悪意をもって書かれた妄想記事の多くは垂れ流し状態ですが、プレジデントオンラインが「記事削除のお詫び」として、当該ライターが書いた記事を過去含め削除しました。
記事削除についてのお詫び https://t.co/5y2pKZhJcR
— PRESIDENT Online / プレジデントオンライン (@Pre_Online) October 20, 2023
しかし、これはここだけに限ったことではないのですが、Xの検索に引っかからないように何のお詫びかを書かないことには疑問を感じます。それでも「お詫び」があるだけでマシだとは思いますけれど。
最初はジャニーズファンのみが使用していると思われた「サントリー不買運動」というハッシュタグ。まだ全ての真実が明らかになっているわけではありませんが、少なくとも「ジャニーズ側だけが悪」という風向きが変わってきたことは確かなようです。
現在サントリーのCMに出ているタレントさんに対して疑問はありませんが「ジャニー喜多川氏が存命の時代に芽が出て所属して今は別事務所にいる」タレントさんと「ジャニー喜多川氏が存命の時代は下積みでようやく目が出た所属の」タレントさん、私はむしろ前者の方が「関わりが深い」と感じますが……。