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都内で美味しいフルーツパフェを食べようとしたら、どんなに安く見積もっても1,000円は超えてしまいますよね。シャインマスカットやラ・フランスをふんだんに使ったパフェなんて、それこそ3,000円超えなんてことも珍しくありません。そんな高級フルーツパフェが税込825円……山形県まで足を運んで、激ウマ最強コスパなフルーツパフェを堪能してきました。
都会の喧騒を離れ、大自然の中でゆっくり過ごす。筆者は時折誰もいないところに行きたくなることがあるのですが、今回は山形県まで行くことに。目的地は最強の「フルーツ」が楽しめるという「高橋フルーツランド」という観光果樹園。観光客だけでなく、地元の方も数多く訪れるとのこと。
山の麓にある果樹園の合間をひたすら進んでいくと……
割と唐突に高橋フルーツランドに到着。このレトロ感、マジでたまらんです!
レトロな外観とはうって変わって、今風のオシャレ看板。
奥はビニールハウス風の優しい空間、換気もよくてソーシャルディスタンスも考えられた素晴らしい空間。
開店と同時に行ったためデザートメニューだけですが、ここは迷わず「名物」の季節のパフェを頼みますよ。お値段は825円、しかも税込です!
ふむふむ、どうやら季節のパフェにはラ・フランス、柿、りんご、シャインマスカットを含んだぶどう4種が使われているようです。実は山形ってラ・フランスだけでなく、シャインマスカットや柿も有名なんですよね。これは期待が高まります!
待つこと5分、あ…これは100%美味いパフェ確定。ぜっったいに最高なヤツだ!
全景はコチラ。大きさは普通ですが、とにかく上質な果物が盛りだくさん……どこから手をつけようかな。
最初はラ・フランスのソルベとバニラのミックスソフトから。これ、ソフトクリームというよりもソルベ寄りなんですよ。クリーミー且つ爽やかな甘味を楽しめて、しかもさっぱりとしています。ラ・フランスの果汁とバニラは相性いいんですよね、これは美味すぎる!
山形といえばラ・フランス!真っ白で新鮮な果実は、他の果物では味わえない食感。ソフトクリームにも負けない甘みもあり、これぞ山形という感じ。こんな高級フルーツ、他ではそう簡単にパフェに乗っていませんよ。
これは「庄内柿」でしょうか……筆者の知っている柿ではありません!例えるなら完熟した桃なのに、味は柿というようなジューシーさ。唇に触れるだけで、果汁が止まらんのですよ……とにかく甘い、甘すぎて脳が溶けそう!
色んなぶどうがありますが、やっぱり主役はシャインマスカット!高級ぶどうの代名詞は、ここでも存在感抜群!皮のまま食べられるので、まさにパフェ向きなんですよね。幸せ過ぎておかしくなりそうだ……。
最後はお約束どおり、コーンフレークとジャムって思ってたのですが……これはフェイク!このコーンフレークは、食感を変えるために薄く敷いてあるだけだったのです!
コーンフレークの下から、シャインマスカットがなんと3個も出てきました!本来であれば、コーンフレークだけでかさ増しする場所に、あのシャインマスカットが3個……意味がわからないけど、最後にシャインマスカットを頬張れるのは、喜びとしかいいようがありません!
なにこれ……これで税込825円とか、金額がバグっているとか思えません。某パーラーや喫茶店なら、3,000円クラスのパフェですよ、間違いなく。これは山形県まで行く価値あり!
「季節のパフェ」なので、季節によって内容が大きく違います。さくらんぼが旬である時期に行くと……1年中違う味が楽しめるので、実際に行ってお楽しみください!
売店には旬の果物が置いてあるのですが、激安価格の山盛り果物に出会えることも!
一箱税込1,000円という、お得過ぎる価格で購入出来ることもあるようですよ。
少々訳ありではございますが、シャインマスカットや甲斐路を含むぶどう6房、りんご1個、国産レモン1個、柿1個を1,000円でゲット!
このシャインマスカットも含めたお値段ですよ……信じられないというよりは、いい意味で狂ってますって!こんなの都内の果物屋なら、シャインマスカットだけで1,000円を軽く超えますって!
パフェ食べてよし、果物買ってよし、食べてないけどランチも食べてくればよかったと少々後悔。まさに大満足の高橋フルーツランドでした。自動車がないとさすがに果樹園に行くのは厳しいので、電車派の方は「かみのやま温泉駅前」にある「HATAKE STYLE」がオススメ。もちろんパフェをいただくことも出来ますよ。
山形県のフルーツといえば、あのコメダ珈琲店で「山形の桃」を使った桃ジャムが提供されたことがありました。ラ・フランスとさくらんぼだけじゃなく、まさにフルーツ天国の山形県。四季折々、色んな季節に行ってみたくなる場所でした。
source:高橋フルーツランド