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最近SNSの普及により、ネットに転がる写真やイラストなどの素材の著作のあり方がなかなか難しい状態となりました。一般の方が撮影した写真がSNSにアップされている場合、これを無断で使うことはできませんが、テレビなどで使う場合許可を得て利用しております。またイラストなどは無料ではあるがコピーライトを入れるなどの対応が必要になったりします。
フリー画像:ご注意 広報誌、400万円支払いも 自治体、使用条件の確認怠る https://t.co/NiBfbIVNdV
— 毎日新聞 (@mainichi) November 4, 2018
毎日新聞のほうどうによりますと、フリー素材を無断で利用したことで、多額の請求を食らった団体が有るということです。中には400万近い請求をされている市もあるようで、今後も同様の問題に対応せざるを得ない、市や団体が増加しそうです。そもそも「フリー」なのになぜ請求をされるのか、フリーじゃなかったのか?と思う方もいるのかもしれませんが、フリーの意味合いは様々。
利用規約をしっかり読んで使わないと、同様の手法で多額の請求をされる恐れもあります。
フリーなのに有料とはどういうことか。
現状「フリー」の意味合いが下記のように様々あります。
・クレジットを入れれば利用料はフリー(無料)。
・クレジットを入れること無くフリー(無料)。
・利用フリーだが著作は放棄していない。
・著作者に報告すればフリー(無料)。
・著作フリー(著作権表記なしでOK)だけど有料。
例えばネットでよく見かける「いらすとや」などの素材は無料だけど著作権は放棄していないので「利用はフリーだが著作は放棄していない」などのパターン。
また、shutterstockなどは、お金を払えばフリーと言うパターン。いわゆる有料写真。
いずれにせよ「フリー」の意味合いが色々ありすぎて、利用する側もてっきり「全て利用フリー」と勘違いしてしまいがちなのが問題ではあります。
ということで、個人・法人とわずただより高いものはないということで「フリー」の意味合いには十分注意を払ったほうが良いのかもしれません。
画像掲載元:いらすとや