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9月11日に、ファイナンシャルプランナーの試験が行われました。受験生の皆様、お疲れさまでした。試験当日、問題文を読むと初見の問題というのが必ずあります。初めて見る問題だからと言って焦らず、今まで勉強してきた知識を当てはめて回答する必要があります。しかし、FP協会2級の学科試験で、今まで全く見たことが無いような問題が出題されてしまい、受験生がざわつく事態となりました。
今回受験生をざわつかせた問題が、FP協会2級の学科試験の問24です。
債権のイールドカーブ(利回り曲線)に関する問題が出題されたのですが、この問題をみて、「あー、あのことね!」と答えられた人はほとんどいないのではないでしょうか。
イールドカーブは、1級レベルの問題であり、筆者が知る限り2級で出題されたのは初めて。
しかも、イールドカーブのスティープ化とか、もうわけわかんないですよね!
スティープってジョブズのことかよ!と思わず突っ込んでしまいたくなります。
ジョブズはスティーブですけど……。
【悲報】FP2級#イールドカーブのスティーブ化
— おーちゃん
@1級FPるエンサー (@ochan1classfp) September 11, 2022
思いもよらない難問に、FP講師の方もおもわずツイッターでつぶやいてしまうほど。
ハッシュタグが『#イールドカーブのスティーブ化』となっており、スティーブと間違えてしまうなど、講師ですら動揺していることが伺えます。
カタカナばかりで、もう英語の問題!?と思ってしまいたくなりますね。
ネット上でも受験生が「イールドカーブ、スティープ化は、もう心がぽっきり折れてしまう。」「こんにちは、はじめまして、そしてさようなら(永久に)スティーブって誰やねん?ジョブズか?マイクラか?」「イールドカーブのスティープ化ってどなた様?初めましてだわ。試験中『は?』って声出そうになった。」「FP2級の学科でイールドカーブがスティープ化がどうのとかいうのあったけど、人生で初めて見た文字列だったわ。」と、コメントを寄せていました。
近年のFP試験では、過去問に出題されていないような問題が出題される傾向があります。
5月のFP協会2級の実技試験問15で出題された減価償却費を求める問題では、定率法で求めよとか出ましたもんね。
いやいや、過去の傾向では定額法で求めよだったじゃん……。
定率法で求めよとか過去に出題されたことあった??この問題見た時、筆者もちょっと動揺しましたもん。
簿記の知識がある人なら解けますが、簿記の勉強をしていない人はできないでしょう……。
イールドカーブのスティープ化という文字羅列を見て、思わず試験中に泣きたくなった人もいたのではないでしょうか。
そういえば、2022年1月の3級実技試験・資産設計提案業務の問8も別の意味で泣きそうになりました。
source:日本FP協会