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「昔の暮らし」と言われるとイメージするのはどんな生活でしょうか?筆者が想像する昔の暮らしは洗濯板やちゃぶ台なんかの昭和初期あたりのアナログな暮らしです。そして昔の遊び道具と言えばお手玉や縄跳びなどのやはり電気を使わないものを指していると思っておりました。しかし、とある博物館の昔の暮らし展に展示されていたのはなんと、そんな想像を遥かに超えたものでした。
とある博物館で「昔のくらし展」の展示を見たときの衝撃。 pic.twitter.com/iGPplXybzN
— 京都うらみちあんない〜お兄さん〜穴場情報 (@KYOTO_uramichi) March 14, 2021
「昔の暮らし」展にて展示されていたのは、なんとファミコンとゲームボーイ、そしてスーパーファミコン。現在39歳の筆者が子供の頃は「最近の子供のあそび」として非常に最新の遊びの代名詞とも言うべきものでした。
そんなファミコンが博物館で昔の暮らしの一部として紹介されるなんて、時が過ぎるのは早いものです。
「ゲームボーイ」と「スーパーファミコン」も思い入れが強いです。ゲームボーイが発売されたときはどこでもゲームが出来るなんて夢のようだと思ったし、スーパーファミコンに至っては当時の僕は「リアルすぎて実写みたいだ」とか言ってました。
今の子たちにそのセリフを聞かれたらバックトゥザフューチャー2のレトロゲーの腕前を見せたマーティーが未来の子供たちに呆れられた時と同じリアクションをとられてしまいそうです。
昔の遊びを教えてくれて「あの頃は良かった...」「モノが少なくてもなんでも遊びに使えた」と語るご老人の気持ちがはじめてわかった気がします。
このゲーム機達がすでにすべて発売されてから30年以上も経っているという事実にまず驚きを隠せませんが、確かに30年も経っていれば昔の遊びの範疇に十分入るでしょう。しかし、世代だからというひいき目抜きにしてもファミコンは今やってもなお面白いはず。
例えばファミコンでは、くにおくんシリーズ。よく友達とハメただのハメてないだのでけんかしてました。ちなみに今もニンテンドースイッチやプレステ4で遊べます。あの面白さは今の子にもきっと通用するはず。
source:くにおくんザ・ワールド
ゲームボーイで言えば、今もアプリなどで連綿と続く名作シリーズ「サガ」にめっちゃハマった思い出が。あのチープな音楽に何故涙腺を刺激されるのか。スーファミのロマサガなんかもありました。あの完成度の高さは今の子たちがやってもきっと面白いと思う気がします。
source:サガプロジェクト
スーファミも数えきれないほどの名作ゲームがありますが、今も続いているという意味ではストリートファイターやマリオカート、ドラクエにFF...当時の子供たちにとってはまさしく夢の詰まった箱でしたね。
ちなみにスーファミで一本選ぶとなれば、今となっては同じ会社のスクウェアとエニックスのドリームタッグで当時衝撃的すぎた超傑作RPG「クロノトリガー」をベタながら推したいところです。
今でもファミコンの事になるとアツく語れてしまうのは、世代だからというだけではないハズです。ファミコンが誕生して38年、さらにその38年前は戦争が終わった年という衝撃情報もありましたが
もちろん今のゲームには敵わない部分も沢山あるファミコン。それでも「あの頃の遊び」として今の子たちにも昔のゲームの面白さを伝えたいところです。この考えこそまさしくおじいちゃんの思考な気もしますが。