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昨年8月、江ノ島電鉄の旧車両『305』が試験運転した際、撮り鉄がカメラを構える中、悠々と横切った外国人「ディラン」さん。この瞬間は撮り鉄にとっても非常にレアな瞬間、一瞬たりともミスは許されない。そんな中何も知らず、その瞬間横切り、あろうことか手を降ってしまったディランさんは、罵声を「どけよ」「金だろ」など浴びせられ、その様子がネットで炎上。またたく間に有名となってしまったのです。
罵声を浴びせられられた映像はネットで拡散。その後、ネットやテレビ等のメディアで取り上げられ有名に。
更に、ディランさんのコラージュ画像がネットで量産され、一気に「江ノ電」のマスコット的な存在に。その際についた愛称が「江ノ電自転車ニキ」です。
「江ノ電自転車ニキ」は江ノ島でタコス店を経営しており、ネットでのコラージュ画像を利用し、Tシャツやグッズなどを販売。
転んでもただでは起きない、とんでもない炎上マーケティングを編みだす。
更に、なんとコミケに参戦。その際にグッズを販売したり、写真撮影に応じるなど、人気を博していたようです。
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グッズを販売する「江ノ電自転車ニキ」。
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写真撮影に応じる「江ノ電自転車ニキ」。
さすが経営者ということもあり、サービス精神は旺盛。ファンの期待に応じてくれる。まさに炎上を逆手に取った秀逸過ぎるマーケティングです。
今後、江ノ電とコラボなどして本当に江ノ電のマスコット的な存在となれば、公式コラボが実現し、PR活動にも役立つのかもしれませんね。
江ノ電自転車ニキの今後の活躍に期待です。
Source:hometacobar