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災害が発生するたびに問題となるのは、根拠のない噂やデマです。かつて、熊本の地震でライオンが逃げ出したというデマを拡散させ大きな問題もありましたが、この手の問題は必ずといってよいほど発生するのは、人間がネガティブな声を聞こうとするバイアスが働くからですが、今回もまた恐ろしい情報が拡散しております。
政府「人工地震やります」宣言!? 事前避難指示 | 世界と日本の真実
なめとんのか。 https://t.co/6QVZmIH0x7
— 世界銀行300人委員会
(@someone5963) June 9, 2019
昨日の地震は、あらかじめ想定されていたものである、予言されていたなどという情報が現在拡散しております。しかし残念ながら現在の科学において、地震を予知できる確たるものは存在せず、それらすべてが、根拠のない噂にしか過ぎません。
そして、人工地震の出処としては、やはりあまり信憑性の薄いブログやFacebookだったりすることも多く、タイトル記事飲みを読むとあたかも「人工地震」が発生するかのように見えます。もちろんそんな根拠はどこにもありません。
従ってこの手の「地震雲」や「予言」などはあくまでそのような情報があったのは確かですが、地震と結びつけるのは根拠が乏しく、このような情報を鵜呑みにするには危険です。
またこれから「本震」が来るという情報は、たしかに熊本地震では、本震の前に震度7の地震がありました。しかし、今後は気象庁も正確に読めないため、信じるには尚早です。
大きな地震のときに必ず湧いて出てくるのが、
「予知&予言してましたツイート」&「人工地震」
ホント不謹慎だよね、彼らは人の不安につけこんで自分の信じる何かを信じ込ませようとしてる。詐欺師と変わりません。— 笠 希々@アニるっ!管理人 (@animekannsou) June 18, 2019
6月18日=6月 6+6+6日 ということか。
とか書いてる人、すごいこじつけw
6が忌み数だからってこと?いつどこで地震起きてもこういう人たちはこじつけるんだろうな #人工地震— まー (@mrhorse02) June 18, 2019
ということで、今後この手の情報に注意したほうが良いのですが、いずれにせよ地震のあった地域に「余震」が発生する可能性は極めて高いことは事実でありますので厳重な注意をしていただきたいものです。
大地震後の地震活動(余震等)についてhttps://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/aftershocks/kiso_aftershock.html
Twitterのデマを見抜く方法に関してはこちらをご覧ください。