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毎週(隔週)発売、多様なジャンルの商品を「本屋さん」で販売するデアゴスティーニ。今回ご紹介するのは、おそらくデアゴスティーニ「創刊号史上最高価格」である2,990円の「鉄道車両金属モデルコレクション」です。茨城県と福島県で試験販売されている創刊号「雷鳥」を、茨城の本屋さんで手に入れることができました。
毎号、完成品の鉄道車両が付録(本体?)の鉄道車両金属モデルコレクション。お値段は2,990円(税込)と少々高額ですが、購入された方からは「造りが良い」と評判のようです。
ディアゴスティーニ鉄道車両金属モデルコレクションのクハ481、値段の割に造りが良くて満足!
コレは買いですね!! pic.twitter.com/O59vCiErZY
— 千ツヌ (@583akebono81) January 22, 2022
「福島、茨城でしか買えぬかぁ 電話してみたが、ダメだった、、、」というつぶやきもあり、入手するには福島か茨城まで遠征する必要がありそうです。通販でも定価で扱っているところがありましたが、発売日には完売状態でした。
参考:デアゴスティーニ「鉄道車両金属モデルコレクション」
秋葉原から電車(つくばエクスプレス)で35分ほど、都心から茨城県へ行くのは意外と近いのですが……福島&茨城限定ということで、福島県にほど近い茨城県北部の書店を探してみることに。これは苦労するかなと思いきや、なんと2店目であっさり遭遇。
第2号のD51もありましたが、こちらはお値段なんと6,980円!創刊号(2,990円)以外はこのお値段ということで、今回D51は見送り決定。デアゴ1号(1冊)で6,980円というのは初めて目にするお値段でした……。
1/87のビッグスケールモデルで登場という鉄道車両金属モデルコレクション。筆者はNゲージとプラレールくらいしか知らないレベルですが、なんとなく大きいんじゃないかということは理解できました。
中には同人誌ではない「薄い本」と、アクリルケースに入った「雷鳥」が入っています。
冊子は広告が多いので、10分もあれば完読出来る内容でした。
アクリルケースと外すと、全長約24㎝高さ4㎝ほどの「鉄道車両」が現れます。さすがダイキャスト製(ポピー風にいうと超合金)だけあって、ずっしりとした重さを感じることが出来ました。「線路風」の台座はネジで固定されています。
細かいところの「塗り」はともかく、あの頃の「雷鳥」がしっかりと再現されています。昭和の時代は、この色をした特急が多かったんですよね。当時を知っている年代の方、これ見てゾクゾクしませんか?
運転席周りもしっかりと再現。
中の座席だけでなく、細かい所まで丁寧に造られていることがわかります。
今回は福島県と茨城県の試験販売ということだったので、敢えて485系である「特急ひたち」にはしなかったのでしょうか。「雷鳥」は大阪~富山間の運行ということなので、福島県や茨城県の方はほとんどが未乗車だと思われます。
素人目からみると、細部まで造られているように感じました。
ただし台座である線路、枕木、石が黒一色というのは……創刊号特別価格で2,990円とはいえ、ここは手抜きせずに色分けして欲しかったですね。第2号以降は6,980円となりますが、きちんと色分けされていることを願います。
これが2,990円なら間違いなく買い!ただし、6,980円であれば思い入れ次第かなと。よく出来ているとは思いますが、さすがに7,000円近く出すのであればもう少し精密であって欲しいというのが本音です。個人的に適正価格と思えるのは、4,500円前後くらいに感じました。
そういえば「雷鳥」のラストランって2011年3月11日なんですよね。あの東日本大震災が発生した日です。茨城県北部から福島県以北にかけて甚大な被害を受けたわけですが「雷鳥」を福島と茨城だけで試験販売するのって……考えすぎですよね、失礼しました。
デアゴスティーニ「鉄道車両金属モデルコレクション」
創刊号(福島県・茨城県試験販売) 2,990円(税込)
最近のデアゴスティーニでは「ビッグスケールF-1コレクション」も人気を博しています。あとは個人的に、軽自動車コレクションや国産スポーツカーコレクションあたりが欲しいんですよね。ハスラーとかスープラが出たら、6980円でも即買いしちゃいそうです。
source:デアゴスティーニ・ジャパン公式サイト