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通貨制度が出来て以来、お釣りという文化も出来た(多分)。もしもお釣りが貰えないなんて事が起こってしまったら、世の中での1円玉の評価は爆上がり、1万円札なんて中々持ちたくなくなるだろう。そう、僕たちはお釣りがあるから安心して買い物ができるんだ。しかしそんな通貨制度を否定しているというけしからん駄菓子屋がここ北海道にあると聞き、筆者は現場に急行した。
そんなバカな。そんな事をしたら経営が立ち行かないはずだ。簡単な計算が出来ない人なんて現代の日本で見つけるのは難しい。という事は、店主はお釣りでお釣りケチ御殿でも立てるつもりなのだろうか。これは一言物申してやらねばなるまい。ここは札幌の閑静な住宅街。こちらに問題の駄菓子屋はあるという。
あんらーー!ぎゃんわE!というワケで、まあ気付いていたでしょうが、その駄菓子屋さんの店主さんがこちらのケンくんだ。
犬なのでお釣りは出せません!これは完全に仕方ない。可愛いし。
ちゃんとお店番してる上に、愛想も良い。最高の店主さんだ。
駄菓子屋さんだが、オリジナルTシャツ(2000円のタイプと3000円の2タイプ。)もある。
駄菓子のラインナップはこんな感じ。
お店の中はお水もあって快適そう。
冬用のストーブも置いてあった。ちなみに、営業時間は13時から15時(土日はお休み)とケン君に無理のない設定だった。
というわけで北海道が誇る「犬が店主をやっている駄菓子屋さん」は、とんでもなく可愛いケン君が涙ぐましい努力でお店を切り盛りしているのだった。ちなみに筆者はケンくんオリジナルシールを買ってみた。
どうして犬というのはこんなに軽率に涙腺にくるのだろう。かわいいは正義という言葉を久しぶりに思い出してしまう素晴らしい駄菓子屋でした。
画像掲載元:秒刊サンデー