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過去のいじめ問題が発覚し、オリンピックの音楽担当を辞退するという空前の炎上を起こした「小山田圭吾」氏。その発端となったのは、1994年に発売された雑誌「ROCKIN'ON JAPAN.1月号」である。一体その号で小山田圭吾氏は何を語っていたのか、何が問題なのか。気になるところではある。さっそく今回その雑誌を入手したので確認していきたい。
小山田圭吾氏は、ソロユニットCornelius(コーネリアス)として活動する音楽家。
これまで大きな問題は取り沙汰されてこなかったが、1994年に音楽雑誌「ROCKIN'ON JAPAN」のインタビューである衝撃的な発言をしていたという。
その内容は、あまりに筆舌に尽くしがたい過去の武勇伝だったようだ。
今回、東京オリンピック・パラリンピックの開会式で楽曲の作曲を担当することが発表されると、過去の話がネットで蒸し返され、炎上。
最初はそれでも意欲を見せていたものの、炎上が鎮火することなくむしろ大炎上。
結局辞任へとつながった。
今回はその雑誌のインタビュー内容がどのようなものか、さっそくフリマサイトを使い4,000円で手に入れたので確認した。
まず、開いてみると確かに「コーネリアス」の特集だ。
中には「イエローモンキーをお化粧物と呼ぶことに…」などという、かなり際どい記載もある。
この時点から、既にヤバそうな空気を漂わせている「コーネリアス」。
特集は14ページから55ページの実に41ページにも及ぶ。
さて、ネットで問題視されている「いじめ問題」となっているページに到達。
確かにこの内容に関しては、なんとも言い難い酷い記載内容だ。
あまりに酷すぎて、理解が追いつかないほどではあるが、冷静に読んでみるとある意外なに気づく。
なんと小山田圭吾氏は、直接いじめていないのだ。
雑誌には以下のように記載されている。
「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイディアを提供するだけで(笑)」
つまり、アイディアを出すも実際にいじめるのは、友人だということだ。
もちろんその時点で共犯であり、とても擁護できるものではないため、ここまで炎上している。
そもそも、この発言が本当なのか、それとも捏造なのかは不明だ。
不明だが、不適切な発言を安易にしないほうが良いという教訓にはなりそうだ。
昨今の嫌われている有名人は、とことんネットで叩くという風潮は、もはや珍しい現象でもなくなってきた。
果たして彼は今後再起できるのだろうか。