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テレワークの普及に伴って、自宅での仕事環境への注目度が劇的に高まってきているようです。特にテレワークに欠かせないPC本体に関しては、仕事のために新調した方も多いのではないでしょうか。特に最近ではWindowsでもMACでもない、Chrome OSを搭載したChromebookと呼ばれるPCの需要が大きく高まりを見せています。興味はあるけれど使用感がわからないので手を出しにくいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回、実際にChromebookを利用した感想をまとめてみましたので、検討中の方は参考にしてみて下さい。

拡大を続けるChromebook

昨今のコロナ禍の影響もあり、テレワークが推奨される現代では自宅でのPC環境が非常に重要視されました。そんな中、急激に普及を広げているのがGoogleのChrome OSを搭載したChromebookと呼ばれるPCです。

最近では大手家電量販店でも大々的に取り扱うようになりましたし、さまざまなメディアで取り上げられていますから存在は知っているという人も多いでしょう。

そもそもChromebookって?

識者のような説明は難しいのですが、Chromebook最大の特徴は、各種ファイルを本体ではなくGoogleDriveというクラウドストレージに保管するという部分が挙げられるでしょう。そのため、各種アカウントに紐付いてデータの管理が行えるため、端末の故障等があってもデータは失われずに済みます。

併せて本体のローカルストレージや機能を削ることでサクサクと動く動作性や長時間駆動が可能となっています。反対にWindowsやMAC用のソフトを使えないというデメリットがあるものの、Google Playストアが利用可能となっており、Androidスマートフォンのようにアプリを利用することで、先述のデメリットを解消できることもあります。

また、もう一つ大きなメリットとして、最近ではハイエンドなモデルも出てきていますが、Windows、MACのPCと比べると価格がお手軽なものがほとんどです。新品でも3万円以下で購入できるモデルもあるので、その点も有り難いとこです。

実際に使ってみた

筆者は現在、リモートワークの形式でこの秒刊SUNDAYの仕事(主にライティング)とコールセンターの運営を行っています。

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元々、メインで使っていたPCを買い換えようか悩んでいたこともあり、LenovoのS330というかなり安いモデルのChromebookを購入してみました。セール期間で2万円以下で購入できました。PCが2万円以下って凄いですよね…。

正直、そういった価格もありそれほど期待していなかったのですが、これが思った以上に便利。まず、本体の立ち上げから各種動作が非常にスムーズ。めちゃくちゃ速いです。

心配していたファイル管理に関してもWindows端末のようにリンク先を保存→ファイルから確認とできるので、想定していたほどの違和感はありません。ワードやエクセル等のOfficeソフトに関してもweb版を活用したり、Googleドキュメント、スプレッドシートを使うことで問題なく業務ができています。

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メモ帳の代替となるテキストエディタも使えますし、web会議や面談、顧客との通話等、各種資料の作成と少なくとも筆者の業務範囲では特段の問題は出ていません。

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ZOOM、Slack、ChatWork、Skypeなどテレワークで使いそうなアプリ類も正常に動作しており、何ら支障はありません。アプリだけではなくChromeブラウザの拡張機能でフォローできるものも多く、想像以上に便利です。これで2万円しないのであれば良い買い物をしたと思えます。

気になるセキュリティ面に関しても定期的にChrome OSのアップデートが実施されるので楽ですね。総評として、クラウドストレージで主なデータのやり取りをする仕事の人には、十分におすすめできる端末と言えそうです。

ただ、上記以上の特殊な作業や不可の大きな作業となると筆者が購入したChromebookでは難しいものもあります。現状ではWindowsやMACの完全な代替とするのは難しいでしょう。また、所々でのWindows、MAC端末との違いに順応できる柔軟さは必要となりそうです。

テレワークではドン・キホーテのこんな商品も話題になっていましたね。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 拡大中のChromeOS搭載PC、Chromebookを購入してみた結果