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名作「天空の城ラピュタ」の思い出深い場面を上げると、きりがない程に沢山の名シーンが思い浮かんできますが、例えばラピュタが天空をさまよっていた時間の長さがわかる、栄華を誇ったオーバーテクノロジーの帝国が自然にかえりかけている場面なんかは、非常に印象に残っている絵面の一つな気がします。
【リアルラピュタ】中国四川省成都に建設された高層マンション群。緑あふれるベランダが売りだったのに、
蚊の大量発生によりほぼ無人の廃墟と化した悲哀の街。蚊と緑に侵蝕され、都会とは思えない静かな時間が流
れる光景は、ほとんどラピュタ。 #クソ物件オブザイヤー2020 pic.twitter.com/0ij0buatGF— Jun-Jun (@biblio_babel) November 15, 2020
中国のスケールは、時に僕らの想像をはるかに超えてきます。そのおおらかと言いますか不思議な胆力でとんでもないモノを作り出してしまったようです。
緑あふれるマンションといっても、本当にここまで溢れすぎているとは。
こう見ると、完全に長い間忘れ去られていた廃墟のよう。まさしくラピュタのようです。
アイデアは良かったのに
なかなか
難しい— wifi利用 (@wifi75983031) November 16, 2020
緑と共存!というコンセプトまでは良かったのに、蚊が大量発生してしまった事を差っ引いても、ちょっとやりすぎなレベルです。というより、蚊が発生した原因の一つなのでは?と思ってしまうレベルです。
ナウシカな感じがしないでもないような…。ここはそのうち腐海に沈んでいきそう。
— hiro-i15 (@I15Hiro) November 16, 2020
宮崎駿監督作品的な、世界の終りの向こう側のような匂いを感じさせます。見ている分には非常にカッコイイです。それにしても「ほとんど」住んでいる人がいないという事は、ちょっと住んでいる方がいらっしゃるという事実の方が驚きです。廃墟ではないのですね。
無用の長物になってしまって勿体ない
10年後森になると言って建てたアクロス福岡は25年たって山になった。街に山をつくるなんて凄いです。 — 建築好き (@shibuyasasazuka) November 16, 2020
真の廃墟になってしまう日もそう遠くはないでしょう。そうなるとどう変わっていくのでしょうか。Dr.STONEの世界のような感じでしょうか。今も半分以上そんな見た目ですが。
中国ってぶっ飛んでるな!と思いきや、日本にも同じようなコンセプトの建物がありましたね。
画像掲載元:pixabay