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名作『風の谷のナウシカ』は1984年に公開された日本のアニメーション映画。作中、ナウシカが蟲笛を使ってウシアブ(翅蟲)を森に帰した登場シーンは迫力があり、覚えている方も少なくないでしょう。そんな蟲ですが、Twitterにて、アキタ屋 #ダンボールアート(@Ram_akita)さんがご投稿した「ナウシカの翅蟲のダンボールアート作品」が話題を集めています。スタバ柄も活かしている超絶カッコいい存在感を放っている作品なのです。
#自分といえばな画像をあげる見た人もあげる
スタバのスリーブでナウシカの蟲 pic.twitter.com/Y9YAK82lLd— アキタ屋 #ダンボールアート
︎ (@Ram_akita) March 22, 2023
「スタバのスリーブでナウシカ蟲」という一言とともに作品が掲載されたツイートを発見しました!スタバ柄がオシャレで細部までこだわって丁寧に制作されているのが伝わって来ますね。羽根、脚などどの部分を見ても完成度の高さにうっとりしてしまいます。
ツイートのリプ欄には、クオリティーが高い、すごいといったインパクトのある存在感に絶賛する声が続々と寄せられ、盛り上がりをみせています。
・ハイクオリティ!!蟲笛が必要ですね
・ウシアブさん可愛い。てか、凄く良く出来てる〜!
・弱っていた子、頑張って羽ばたく様子がかわいかったんだよなぁ
・これ良くできてるな~
制作者のアキタ屋 #ダンボールアート(@Ram_akita)さんにお話を伺いました。
■制作を始めたきっかけは?
ーー2017年頃、テレビでダンボールアートが取り上げられており、それを見て自分でも作ってみたい!と思ったのがきっかけです。
■ダンボールアートの魅力はどのようなところ?
ーーダンボールの色合いが、作品の趣きとなっていること、ダンボールのシワや並々の断面なども作品の特徴として現れるところも好きですね。
スタバのスリーブの模様や、ビールの梱包ダンボールなどの色、文字なども作品を際立たせてくれます。
■ナウシカの蟲作品はどのように作られているのでしょうか?
ーースタバのスリーブを10枚程使って制作しています。スタバ好きの友人にスリーブを日頃より貯めていただいていました。設計図は書きません、風の谷のナウシカのDVDを見ながら細かいデザインやディテールを確認してます。模様を活かしながら、パーツを切り分け、ボンドで、接着しながら少しずつ形にしていきます。
■使用されている道具や材料は?
ーーハサミ、カッターナイフ、木工用ボンドが基本です。シワをいれたりするために粘土細工用のヘラなども使います。ダンボールを柔らかくするために霧吹きなどを使用することもあります
■ナウシカの蟲作品でこだわられたところは?
ーー模様を活かした全体の雰囲気は特にこの作品の場合のこだわりポイントです。 直近の作品のドラゴンでは鱗や、体の丸みなど、ニスで仕上げた色合いなどこれダンボールなの?と見ているひとに思ってもらえれば嬉しいですね。
■いいねやRTされるなど、反響がありますが、 どのような心境でしょうか?
ーーまずは、多くの方々に見てもらえてる嬉しさはもちろんあります。ダンボールでこんな作品が作れるの?みたいな感想や驚きをもらえると、より嬉しいですね。
■今後作られたい作品、夢があれば教えてください。
ーー個展など実際に作品を見てもらえる機会を作っていきたいですね、また海外の方にも広くこの作品を見ていただきたいとも思っています。
アキタ屋さん、お忙しい中ダンボールアートの裏側を垣間見れる興味深いお話をしていただきありがとうございました。
今後、アキタ屋さんの作品が海外の方の目にも留まり、ナウシカの蟲のように世界に羽ばたいて欲しいですね。秒刊SUNDAYも応援しています。今後の作品の完成も今から心待ちにしています!
スタバ柄の蟲も素敵ですが、スタバといえば、新作のコーラフラペチーノのお味も気になりますね!
取材協力:アキタ屋 #ダンボールアート(@Ram_akita)・Instagram(akita_ya)