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カナダの国旗には白色と赤色の2色が使われています。両端の赤色の間に白色が配置され、さらに白色の上には赤いメープルリーフが描かれています。カナダではこの国旗が制定されるまでに多くの図柄が使われてきました。この図柄が国旗として正式に使用開始となったのは1965年2月15日のことで、当時のカナダ女王であるエリザベス2世が国旗制定を宣言しました。
両端の赤色は太平洋と大西洋を表しているそうです。中央にあるメープルリーフはそのものずばりカエデの葉を表しています。カナダには森林が多く、森林王国といわれていますが、特に多いのがメープルの木です。メープルリーフはカナダのシンボルとして長く親しまれていたことから国旗の中の図柄として取り入れられました。
カナダにはイギリス領とフランス領がありましたが、紆余曲折があり1763年にイギリス領カナダとなりました。そうした流れの中で1965年に、この国旗が制定されました。その後、1982年にカナダ憲法が制定されて、カナダは独立国となりました。
カナダの歴史を知ってカナダの国旗をよく見ると意外なものが見えてくるといわれています。とても残念なのですが、見えないという人も若干いるようです。
あなたには2人の人の横顔が見えていますか。あまりじっと見つめないで、すこし距離をおいてぼんやりと見るくらいが良いかもしれません。
メープルリーフの中央を見つめている2人の人の横顔が見えてきませんか。メープルリーフのとがった部分が目と口に見えます。また、メープルリーフの引っ込んでいる部分が鼻のように見えます。
顔には見えにくいという人のために、目を描いてみましょう。
2人の横顔に目と眉毛を描いてみました。まつ毛も付けてみました。いかがですか。2人の人の横顔だといわれるとそのようにも見えてきます。しかし、顔が見えてくるようにと意識してメープルリーフを取り入れたとは考えにくいので、偶然そのように見えると考えた方が良いかもしれません。
カナダの国の歴史を考えると、この2人はもしかしたらイギリス人とフランス人というようにも思えてきませんか。
カナダの国旗にはメープルリーフという特徴があるので、多くの人に知られている国旗といえます。しかし、その中に人の顔が見えるという人は多くはないのではないでしょうか。
室内の壁紙を見て、〇〇〇に見えると感じることがあります。それは壁紙だけではなく、なにかちょっとした瞬間にそのように感じることがあります。カナダの国旗の場合も同じことかもしれませんね。見る人によって個数が変わる立方体の謎! あなたには何個に見えますか?