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サッカーワールドカップカタール大会において、日本でも大いに湧き上がっております。そして、日本からサポーターとして現地を訪れる方も多いのかもしれません。そこで注意しなければならないのが、昨今問題となっておりました「新型コロナウイルス」。しかしウイルスはそれだけではありません。中東ならではの想定外の病気が万円する可能性もあるのです。
Camel Flu Warning at Qatar World Cup 2022: All You Need to Know https://t.co/1bP8SpcXfa
— Healthcare-Global
(@HealthcareGlob1) November 29, 2022
鳥から感染するインフルエンザは「鳥インフルエンザ」。しかしインフルエンザは鳥だけではないのです。中東ではこちらのインフルエンザに注意しなければなりません。
そうです「ラクダ」です。その名も「ラクダフルエンザ(MERS)」。
海外メディア「デイリー・ミラー」によりますと、WHOがワールドカップにおいて「ラクダフルエンザ」が拡大する恐れがあるとして警告しているということです。
カタールは過去10年間に数十人がMERS(中東呼吸器症候群)にかかっており、今回の「ラクダフルエンザ」についても感染リスクの高い病気として警戒しているという。
また、MERS患者の致死率は約35%と、かなり高い。厚生労働省によると感染経路としては以下のように記載がされております。
ヒトコブラクダが、保有宿主(感染源動物)であると言われており、MERSが発生している中東地域では、ラクダと接触したり、ラクダの未加熱肉や未殺菌乳を摂取することが感染するリスクがあると考えられます。
引用:厚生労働省
さらに、この病気の根本的な治療法はないため、それが高い致死率である要因のひとつでもあります。
カタールにワールドカップ観戦ツアーに行き、帰国後発症し、それが感染していくとなれば一大事。発症した人と濃厚接触した人での感染も報告されているということで、リスクの高そうな人には近づかないのが無難。
コロナのパンデミックが終わった途端、別のウイルスでパンデミックが発生するなんていう悪夢だけはやめてほしいものです。
Source:デイリー・ミラー