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電池にも様々な種類がありますが、最近あまりお見かけしないような気がするボタン電池。近い将来、ほとんどがバッテリー充電式となってしまい、次第に役割は終わりを迎えるのかもしれませんが、まだ完全に無くなっているわけではありません。そんなボタン電池ですが、実は以前から大きな問題を抱えております。それは子どもが誤飲するということです。
今回はボタン電池を誤飲すると体内でどのようなことが起きるのか。
そんな実験をした動画が話題となっておりますので紹介します。
下記インスタグラムはオーストラリアの救急医ニッキさんによる映像です。
子供の喉をソーセージに見立て、ボタン電池を置き様子を観察します。
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2本のソーセージから、ボタン電池が化学反応をし始め、泡を吹いている様子が伺えます。
もちろんこれが本物の喉だとしたら、とんでもない潰瘍が出来るはず。そう考えると、あまりに恐ろしい映像です。
しかし注目したいのは、最初の方で救急医のニッキさんが片方のソーセージに何故か「蜂蜜」をかけております。
どうやら、ボタン電池を飲み込んでも、応急処置として「蜂蜜」をかけると、潰瘍が軽減されるというのです。
本当かな?と思って調べてみたところ、確かに下記資料にそのような記載があるのです。
乳幼児のボタン型電池の誤飲は重篤な消化管障害を引き起こすが、誤飲後に蜂蜜を飲むことで食道の潰瘍が軽減する可能性があると米国の研究グループがLaryngoscope(2018年6月11日オンライン版)に報告した。
引用:medical-tribune電池誤飲時は受診前に蜂蜜を
ただし、すべての電池、すべての条件で、動画のように軽減されるとは限らないので、万が一子どもがボタン電池を飲み込んでしまったらすぐさま病院に駆け込むことをおすすめします。
Source:デイリー・ミラー