image:ウショウ@モノグサ刺繍（@wsyow_washi）

1986年に公開されたジブリの大人気作品「天空の城ラピュタ」。作中に出てくるラピュタの呪文「バルス」も有名ですよね。さて、そんなラピュタですが、Twitterにウショウ@モノグサ刺繍さん（@wsyow_washi）がご投稿された動画が話題を集めています。それは、刺繍で作られた「ラピュタ無限おかわり時計」です。一度見たら、圧巻のクオリティで心を鷲掴みにされてしまいます。今回は制作秘話を伺いました。

刺繍がすごいと話題のツイート

幾度となく、時計が動いている動画を観ましたが、刺繍で出来ているとは驚きです。一針一針コツコツと制作された圧巻のクオリティですね。

シータがシチューを盛ってくれるという面白い発想です。各キャラクターの表情もいいですね。

ツイートのリプ欄には、技術力の高さとユニークなアイデアに絶賛する声が寄せられ、あまりにもすごい刺繍に驚く人が続出しています。

・ムスカ……「１時間だけ待ってやる、シチューを注ぐんだ！」とか言いそう（笑）

・あまりの素晴らしさに大騒ぎしてます！1年もかかった超大作、すごすぎますっ！シータが24時間無休でシチューを盛り続けても空のままなムスカ。

・アイデアも刺繍の技術も素晴らしいし、見ていてとても楽しい作品ですね！おたまがちゃんと回転して、シチューが溢れないようになってるのも素敵。

・すげー、何から何まですげー!ww

制作者さんインタビュー

image:ウショウ@モノグサ刺繍（@wsyow_washi）

Twitterにご投稿された、ウショウ@モノグサ刺繍さん（@wsyow_washi）（※以下、ウショウさん）。ウショウさんは刺繍歴が約3年半で、本業のかたわら、趣味で刺繍を楽しんでいらっしゃるようです。

作品についてウショウさんにお話を伺いました。

■ラピュタ時計を作ろうと思われたきっかけを教えてください。

昔からラピュタのこのシーンが大好きで、いつか刺繍で何か作りたいなと考えていました。
たまたま自宅でボ〜っと時計を眺めていた時に「この針の動きを何かに活かせないかな？」と思ったのがきっかけです。

image:ウショウ@モノグサ刺繍（@wsyow_washi）

■制作期間が1年かかられたようですが、作品作りで一番ご苦労された部分や、こだわりポイントがあれば教えてください。

苦労したのは時計の組み立て時です。最初、何も考えずにその場の勢いで刺繍を進めちゃったので、最後の組み立て時にシータの腕が全く動かなくてとても焦りました。

自分なりに試行錯誤して、なんとか時計っぽい動きになってくれたので本当に良かったです！
こだわりポイントはお玉部分です。

 

本当はシチューが溢れないよう水平を保ったまま、ヌルヌル回転するようにしたかったのですが、私のスキルでは無理でした！
動きはカクカクしているけど、一応シチューが溢れない角度で回ってくれているので満足です！笑

■完成した時、どう思われましたか？

着手から完成までの期間がだいぶ長かったので、やっと完成したー！という達成感が凄いです。
現在、時計はリビングに飾っていて、1人でニマニマしながら眺めています。

image:ウショウ@モノグサ刺繍（@wsyow_washi）

■やはりジブリ好きなのでしょうか？一番好きな作品はラピュタですか？

ラピュタとナウシカが同率一位で好きですね。

■ご投稿に対していいねやリツイートされるなど、とても反響が大きいですが、今はどんな心境ですか？

こんなに沢山のいいねを貰えてびっくりしています！ これも24時間エンドレスで動いてもらってるシータのおかげだ！と本当に感謝しております。

 

そして、沢山の方がムスカのお皿ネタに気づいてくださったのでとても嬉しいです。

■ 今後、作ってみたいものはありますか？

まだ具体的には決まっていませんが...…これからも作品に愛を込めつつ、真面目に面白いファンアートを楽しめたらと思っています！

ウショウさん、刺繍作品の興味深いお話をたくさんしていただきありがとうございました。

ウショウさんのTwitter（@wsyow_washi）には、他の作品も多数ご投稿されていて、どれも見惚れるほどの力作ばかりで目を奪われます。

刺繍も素晴らしいですが、リアルなフェルト作品にも魅了されますよ。

Source:ウショウ@モノグサ刺繍（@wsyow_washi）

情報提供元： 秒刊SUNDAY
記事名：「 刺繍で制作「天空の城ラピュタ」の時計が圧巻のクオリティ！ご本人に制作秘話を聞いた 」