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アルマジロといえば、鋼鉄なボディで外敵から身を守るちょっとおちゃめな生物であり、なかなか我々の身の回りには生息していない奇妙な動物です。なので、手軽に飼うということはできないのですが、割と動物園では見かけるポピュラーな動物でもあります。そんなアルマジロ、なんと1万年前のものがみつかったようです。
Ten-thousand-year-old giant armadillo shell is found preserved on the banks of an Argentinian creek
It was discovered wedged into sands of Barrio La Flecha, Greater Buenos Aires
A remarkable 98 per cent of the shell has remained intact since the pre-Ice Age pic.twitter.com/91TpbZjdK8— Nico Spalato (@NikeSpalato) October 9, 2019
10000年前って、もはやそれは化石となっているんじゃないの?と思うのかもしれませんが、いやいや実はかなりその状態がレアで、保存状態もいいようなのです。つまり化石と言うよりもそのまま死んだ状態のものが発見されたようで、衝撃が広がっております。
発見されたのはアルゼンチンの漁師たちで、アレグレ川のほとりで偶然みつかったもの。それは巨大な丸い物体でいかにも地球外生命体。しかし調べてみるとそれは巨大アルマジロ「グリプトドン」だったようです。
実はグリプトドン、ご存知のようにこの世にはもういない。その理由があまりにも残念で、なんと人間に大量に狩られたという説があるようなのです。
Fishermen discover over 10,000yo glyptodon shell in #Argentina pic.twitter.com/AMwy1uNgQ6
— RT (@RT_com) October 7, 2019
たしかにこの素晴らしい甲羅のような表皮は、昔の人間たちがこぞって狩ろうと思う格好の獲物のように見えますね。しかも巨大。ドラクエで言えばさしずめ「甲羅の鎧」のようなもの。
しかし絶滅し現代では見ることが出来ないのですが、こうして保存状態の良いものが発見されれば、研究が進み、いつしか再び生きた状態で見ることができるというジュラシックパーク的な願いはかなわないのでしょうか。
以前発見された世界最大のワニも衝撃的でしたが
今度は是非とも、恐竜がこんなレアな状態で発見されてほしいものです。
画像掲載元:写真AC