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子供達が歌う「童謡」。江戸時代ではわらべ歌と呼ばれたものが、明治時代に西洋から伝わった近代音楽に影響を受け、日本独自の進化を遂げて大正時代あたりから広く作られるようになっていったと言います。今回取り上げる童謡は中でもかなり新しめの童謡で、昭和に作られた歌になります。
1962年に作られ、「おかあさんといっしょ」等で歌われているイメージのある楽曲「アイアイ」。文字通りマダガスカルに住む原猿であるアイアイの歌ですが、局長はかなり可愛らしい歌です。名前も可愛らしいしさぞかし小さくて可愛いおさるさんなんだろうな...と思いますよね。しかし...
アイアイ、日本だと名前がやたら先行して広まってる所があるので、元気に歌う幼児に写真見せると絶望して面白いよ。 pic.twitter.com/64kaJDargs
— 大盛半チャーハン (@Big_Half_F_Rice) September 11, 2020
サルというよりグレムリンみたいな見た目のこの生物が、何を隠そう「アイアイ」の実物なのです。指(特に中指)が細長く、とてつもなく臭いにおいを発するそうです。1パーセントも可愛い要素はないですね。なんかハゲてるし。
そのために中指だけ細長いです。なんでも食べるんですが、前歯が生涯伸び続けるので、その歯を使ってココナッツに穴あけたりもしますね。
— 大盛半チャーハン (@Big_Half_F_Rice) September 12, 2020
食事の仕方も全然可愛くない。でもたべるものは木の実と、少し可愛い。
そいつはワオキツネザルだ。実際、この手の毛が薄い個体と、比較的フサフサな個体の2パターンいますね。明らかに他のキツネザル下目の連中ほど毛の密度はないですが……
— 大盛半チャーハン (@Big_Half_F_Rice) September 12, 2020
ちょっとだけ似ているこのお猿さんは「ワオキツネザル」という種。そしてアイアイには毛の濃いパターンの種もいるそうです。そっちの方がまだ愛らしいかもしれません。
怪物的な部位集めた見た目ですが、実物は動きコミカルで好奇心旺盛なので、見慣れると結構可愛いです。
— 大盛半チャーハン (@Big_Half_F_Rice) September 12, 2020
意外と可愛いという方もいらっしゃるんですね。でも現地では忌み嫌われているという可哀想なお猿なので、可愛いと言ってくれる人がいるのはなんだかホッとします。
動物園などにも中々いない珍しいお猿「アイアイ」。現地では「見ると誰か死ぬ」「悪魔の使い」と言われているほど不吉な扱いですが、実際悪いことをするわけではないし、ただの現地の迷信でしょうからもしも見かけた時は出来る限り脳内で可愛いと思えるように訓練しておきましょう。
画像掲載元:写真AC