この図形は、直線と、連続した直線が描かれているだけです。抽象的な図形にしか見えません。しかし、見方を変えるとある文字がはっきりと浮かび上がってきます。中には、この図形を見た瞬間に浮かび上がってくる文字を判読できる人もいるようです。脳ミソが、このような図形の見方を理解してしまっているのかもしれません。





-「すぐには見えない!」という方のために

細い直線を4本書き加えてみました。少しですが、文字の輪郭が表れてきて、かなり見やすくなってきました。いかがでしょうか。



この図形は、大部分は、ある文字に左上から光を当てたことをイメージして描いています。そう言われると脳ミソが即座に反応して、一瞬で文字が見えてしまう人もいますが、あなたはどうでしょうか。


-「でも、まだ、ちょっと...」という方のために

さらに6本の直線を加えてみました。今度は、もうたくさんの人が、はっきりと見えるようになったのではないでしょうか



実はまだ描いていない直線があります。それらを描き加えてみますね。これで、読むことができるはずです。


-答えです

「幸」という文字が浮かび上がってきます。



私たちが目の前にあるものを見るとき、脳ミソが重要な役割を果たしています。脳ミソは、対象となっているものがどのようなものなのか、どのように見たらよいのかという情報を私たちに伝えてくれます。私たちはその情報を受け取って対象物を見ています。

最初、単なる抽象画にしかみえなかった図形が、少しずつ情報を与えられることにより具体的な文字を認識するようになっていきます。このような図形を見た経験がある人は、最初の図形以外の情報を与えられなくても、すぐに文字を認識できます。


(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 見方を変えると読める文字!見た瞬間に読める人がいるらしい!