頭上の強化ガラスの上には水が満たされています。時折、大きな生き物がのっしのっしと歩いたり泳いだりして通り過ぎていきます。頭上を通り過ぎていくたびに、それを待っていた人たちは歓声を上げます。この生き物の、こんな姿を見ることができる場所は非常に少ないらしいです。この生き物の正体は何でしょう。どこに行くと見られるのでしょうか。

-頭上に見えるものは

頭上の強化ガラスの上をのっしのっしと通り過ぎていきます。下からのぞかれているのに全く動じません。






-今度は反対の方向からやって来ました

今度は向きを変えて歩いてきます。かなり大きな生き物です。足と胴体しか見えていませんが、どのような生き物か想像できるでしょうか。






-別の方向から見ると・・・

下から見るだけではわかりません。見る場所を移動すると、違う方向から見えるそうなので移動してみましょう。移動すると、横から、泳ぐ姿を見ることができました。顔も見たいですね。





-この生き物はこんな顔をしています。

わかりましたか。この大きな生き物の正体は”カバ”です。大きな体を自在に操って悠々と泳いでいます。陸上にいるカバや池の中にいるカバを見ることありますが、水中にいるカバを見る機会は少ないのではないでしょうか。というよりも見たことがありますか。



水中にいると浮力が働いて体が軽くなるので、水中にいる方がカバにとっては体が楽なのだそうです。


-正面から見えるカバくんの顔は・・・大きい!

正面からやってくるカバくんの顔は、やはりとてつもなく大きくて迫力があります。時には水の中でジャンプしたりします。体が軽くなって自由自在に泳げているのでしょう。もっとはっきりと見たいのですが水が濁っています。



水が濁っているのは、お世話をする人がサボっているわけではなくカバくんの仕業らしいのです。カバは水中での自分のテリトリーを主張するために水中で排泄をするそうです。草のようなものが漂っていますが、これは排泄物が水に溶けて漂っているのです。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 頭上に姿を見せる生き物の正体は何?こんな姿見たことある?