広い会場を利用して新製品の展示販売会を実施します。スポットライト型プロジェクターを使って会場の壁面に水が流れているような演出をします。壁面は縦14m、横20mの長方形で、図の水色の部分に水が流れているようにします。水色の部分の面積によって経費が決まるので面積を確認しておく必要があります。水色部分の面積を求めてください。


図に示してあるように、水色部分の幅は2mとして考えてください。



図に示してあるように、水色部分の幅は2mとしてください。
水色の部分を9個の長方形になるように区切ってみました。





1 2 4 5 7 8 の部分を左側に、3 6 9 の部分を下側に移動させてみます。すると、複雑な形をしていた水色の部分がきれいな形にまとめられます。






下の図を見ると、区切られた9個の部分をどのように移動したのかがわかります。



まとめられた水色の部分を2つの長方形に分けることで面積を求めることができます。
でもちょっと待ってください。もっと簡単に出せそうです。


元の長方形から白い長方形を取り去ると水色の部分が残されます。
元の長方形の面積は、280㎡(20×14=280)です。
白い長方形の面積は、160㎡(16×10=160)です。
ということは、水色の部分の面積は 120㎡(280-160)ということになります。



-答えは、120㎡です。



見方を変えると、直接答えを出すよりも簡単な方法で解けることがよくあります。日常生活においても同じようなことがあるのではないでしょうか。簡単に答えを出す方法に素早く気付けるようになりたいものです。今回の問題も簡単だったなぁと思っているあなた!次回は難しいですよ。楽しみにお待ちください。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 なんだコレ、本当に答え出る?水色部分の面積を求める問題!