旅行には必ず必要な荷物。特に飛行機に搭乗する場合、機内に持ち込めない荷物などがあり、預け荷物としなければならない場合もある。受託荷物については、航空会社によって様々な規定があり、重さや数によって値段が決められている。もちろん無料の範囲を設けている航空会社もあれば、一律に料金を取る会社も。できれば追加で料金は払いたくない。それは誰でも考える事。今回はそんな受託荷物の料金をケチった乗客の驚きの行動をご紹介!
ー預け荷物はありません!
その日、ライアンはアイスランドのケプラヴィーク国際空港からブリティッシュエアウェイズでロンドンへ帰る途中だった。しかし、残念なことに希望していたフライトに搭乗することはできなかった。
それはダブルブッキングだったからでもなければ、天候によってフライトがキャンセルになったわけでもない。
ロンドンに帰れずにアイスランドの空港に留まることになったライアンのツイッターがこちら。
アイスランドのケプラヴィーク空港でつかまってる。なんでかというと、俺は預け荷物がなくて、荷物の服を全部着てるから。
でも、これって差別的判断じゃね?
ライアンの主張としては、ライアンが黒人だから搭乗を拒否されたのではないかというもの。結局ブリティッシュエアウェイズには搭乗できなかった。
しかし、次の日、別の航空会社イージージェットにトライするも、撃沈。
またかよ!2日のうちに2つのフライトを拒否された!しかも正当な理由なし!
ブリティッシュエアウェイズはこの件に関して人種差別的な判断はしていないと強く否定した。
「搭乗を拒否したのは人種によるものでは決してありません。私たちは他のお客様の迷惑になるような行動や、脅迫行為などを許すわけにはいきません」
ライアンが最終的にどうなったかというと、彼は無事にノルウェーの航空会社のフライトでロンドンへ帰った。
この騒ぎについてライアンは「私は他の乗客と同じように、静かに列で待っていたのに、私の順番になったら、搭乗を拒否されたんです。セキュリティーが呼ばれました。その時点で私は録画を始めたのですが、セキュリティーは私の携帯を叩いて取り上げようとしたんです」
その後ライアンは彼の登場を拒否したイージージェットからこんなメッセージを携帯で受け取った。
今回、ブリティッシュエアウェイズと私たちのサービスでのご経験に関しましては誠に残念に思います。
ブリティッシュエアウェイズに関してはコメントする立場にありませんが、
私たち、イージージェットの機長は前日のブリティッシュエアウェイズでの事件を認識しておりました。
したがって、搭乗拒否という決断をさせていただきました。
また、私たちのサービス規約と条件におきまして、リファンドはできません。
それに対するライアンの返信がこちら。
御親切にどうも。
裁判所で会いましょう。
実は預け荷物の料金を支払いたくない乗客が荷物の洋服を着て搭乗しようとするケースはこれが初めてではない。2015年に12枚もの服を着た乗客がフライト中に意識を失うという事件が起こっている。
今回ライアンはズボンを8着、上着を10枚着て搭乗しようとした。
もちろん、航空会社は「服を重ね着しすぎているお客様はご搭乗できません」とは明言していなかったため、ライアンには搭乗拒否の正当性が通じなかったようだ。
ー海外の反応
・ どうやってズボン8着も着て普通に歩けるんだろう?
・ ジーンズだったら8着は無理だけど、ジャージとかなら可能かも?
・ こんな重ね着したら暑すぎて倒れる。
・ これ、冗談でやったんでしょ?
・ いや、実は俺の学校の先生が、家族全員でバケーションに行くとき、こういうことやってるって聞いた。
・ 受託荷物の料金ってたかが30ドルくらいでしょ?それをケチってこんな大ごとになるなんて嫌だよ。
・ トイレに行きづらくてしょうがない。
・ 実は私も同じような事やった事がある、でも彼はやりすぎ。
・ そもそも旅行にズボンを8着も必要なくない?
・ 「裁判所で会いましょう」ってカッコつけてるけど、エコノミークラスの預け荷物料金も払えないやつが弁護士を雇えるとは思えない。
・ これは危険でしょ。
空港の荷物と言えば日本でも目を疑うモノが流れてきたと
一時期話題になりましたが、色々と問題が起きやすい場所なのでしょうか。
掲載元
https://www.reddit.com/r/nottheonion/comments/7qucjv/passenger_turned_away_from_two_flights_after/?utm_content=comments&utm_medium=browse&utm_source=reddit&utm_name=nottheonion
(秒刊サンデー:南ロココ)
情報提供元: 秒刊SUNDAY