昨年末に放送されたガキの使いあらへんで「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」で、浜田雅功さんが行なった黒塗りメイクが、黒人差別ではないかと海外で話題となり、日本でも多くの議論がされました。もちろん、本人がその気があったのかどうか分かりませんが、そもそもこのメイクが問題あるのかどうか、調査をしてみました。

ー秒刊サンデーアンケート

今回、秒刊サンデーのツイッターで「黒塗り問題について」のアンケートを行いました。回答方法は「やめたほうがいい」「別に問題はない」「その他」の3パターンです。その結果、なんと7割が問題はないと回答しております。※合計546票


つまり546人中、387人は「別に問題はない」という意識であるのです。つまり今回の放送に関して黒人差別的な意図は無く、今後も黒塗りでメイクしても問題はないという視聴者が多数です。









しかし回答者の殆どが日本人であるということを踏まえると問題はそこでは無さそうです。

ー何故黒塗りがダメなのか


ジャーナリストの津田大介さんは年始に黒塗りメイク問題に関し、独自の見解をツイート。
しかしそれが、否定的な意見を述べたと感じられ、ネットで荒てしまいました。



ーシャネルズも黒塗りをしていたが・・・






人気音楽ユニット「シャネルズ」もかつて黒人メイクをしておりましたが、批判されたというエピソードもあるようです。

そもそも事の発端は、この番組を見た黒人のマクニールさんの以下のツイートから始まっております。


つまり今回の根本的な問題の背景に、「嫌がる人」と「差別という意識はない」と言う、正論と正論のぶつかり合いの結果、お互いの主張が全く噛み合っておらず議論にすらなっていないという問題があるようです。

「エビは嫌いだ」という人と「なんでエビ美味しいのに食べないの?」という意見が合致しないのと同じなのかもしれませんが、それを踏まえるとこの問題は一生解決せず、まさに本当に「笑ってはいけない」問題なのかもしれません。


(秒刊サンデー:たまちゃん)

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 黒人黒塗り問題、7割が「別に問題はない」という意識。