SNSでの誹謗中傷は日々消えることはありません。かつて大手匿名掲示板では「匿名だから」という理由で誹謗中傷が書き込まれていたとされておりましたが、最近はその理論も崩れ始め、匿名でなくても、身元が鮮やかにわれていても普通に書き込まれる時代になりました。もはやSNSは言いたい放題の2ちゃんねるです。
ードイツでは罰金刑に


ドイツではとんでもない法律が制定されているようです。なんと、SNSで誹謗中傷を行なった場合、24時間以内に削除できなければ4400万ポンド(日本円で67億円)という巨額な罰金が課せられます。もちろん24時間以内に消せばいいわけではありますが、そこまで大きな金額を支払うとなると、おちおち自分の意見も書き込むことに億劫になりそうですね。

さて、このSNSの対象となるものは「200万人以上の会員数があるもの」とされておりますので、その対象サービスは限られてきますが、Facebook・TwitterはもちろんYouTube・Reddit、Tumblr、ロシアのSNSであるVKなども怪しいといいます。

また企業がよりスムーズに投稿を報告させるという法律も制定させ、もし誰かが誹謗中傷を行えば、日本のようにプロバイダが・・・守秘義務が・・・などという面倒なやり取りなく直ちに法の下で厳正なる対応がとられるようになるのです。

ただし、この法律の対象となるのはSNSの運営会社であり、投稿した本人は罰せられません。
とは言え、悪しき投稿を削除するという手間を考えれば当然運営会社も人件費がかさみ、今度は個人を訴えるなんてこともありえますので、全く無害というわけではないはずです。


画像掲載元:ぱくたそ

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/news/article-5231033/Social-media-sites-face-44m-fines-hate-speech.html

(秒刊サンデー:たまちゃん)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 ドイツ、SNSで「誹謗中傷」した場合24時間以内に削除できなければ67億の罰金!