今回は同じ読み方をする漢字についての問題です。たとえば、先□ 冷□ 担□ の3つの□の中に同じ読み方(音が同じ)で異なる漢字を入れて熟語を完成するとします。この場合は、「とう」という読み方をする漢字を入れると、「先頭」「冷凍」「担当」という熟語が完成します。
①、②、③のそれぞれについて、□の中に同じ読み方で異なる漢字を入れて熟語をつくって下さい。




今回完成させる熟語は答えを見ると、あぁそうかと納得できます。しかし、おかしなもので、見るとわかるのに書かれていない漢字を書いて熟語を完成させるとなると結構難しいものです。どのような熟語になるかということに気づくまでには少し時間がかかるのではないでしょうか。







-①の答え

それぞれの□に「たい」と読む漢字を入れると、「状たい」「相たい」「気たい」という熟語になります。次に、それぞれに適する「たい」と読む漢字を答えなければなりません。すぐに思いつくでしょうか。
答えは、「状態」「相対」「気体」です。










-②の答え

それぞれの□に「かい」と読む漢字を入れると、「総かい」「限かい」「誤かい」という熟語になります。それぞれに適する「かい」と読む漢字は、「会」「界」「解」です。答えは、「総会」「限界」「誤解」です。









-③の答え

それぞれの□に「しょう」と読む漢字を入れると、「苦しょう」「飛しょう」「辛しょう」という熟語になります。それぞれに適する「しょう」と読む漢字は、「笑」「翔」「勝」です。答えは、「苦笑」「飛翔」「辛勝」です。





今回の問題、楽しんでいただけたでしょうか。日常生活の中で、読み方が同じ漢字について考える機会はほとんどありません。ときには、今回のような問題を考えてみるのも面白いのではないでしょうか。これからも漢字に関するいろいろな問題を出題していきたいと考えています。もちろん、別の種類のパズル問題も出題していきます。どうぞお楽しみにお待ちください。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 3分でできる?同音漢字を見つけて熟語を完成する問題!