- 週間ランキング
―履歴書を提出!
その履歴書には手書きでこう書いてあった。
「この仕事は僕の仕事です。なぜなら沢山経験をつんでいるから」
履歴書を書いた少年の名前はスタンレー、6歳。
彼が履歴書を出した経緯を説明しよう。
イギリスにある「レゴランド・ウィンザー・リゾート」では今年の初めにレゴモデルのデザイナーの求人を出していた。パーク内にレゴで作られた動物などを展示するためだ。
募集内容にはプロダクトデザインや、IT、パッケージデザインの経験者であることに加え、「レゴとレゴモデルの作成に関して興味と知識があること」を挙げていた。採用条件として一定の給与の提示と20日間の有給、またレゴ商品の40%ディスカウントが含まれていた。
6歳の少年スタンレーはその求人広告をみて、まさに自分にぴったりの仕事だ!と思ったのだ。
彼は早速募集に応募。
「親愛なる皆様、僕は6歳で、レゴが大好きで箱にいっぱい持っています。僕はレゴを弟にとられないように隠しています。この仕事は僕の仕事です。なぜなら、僕にはたくさんの経験があるからです。スタンレーより」
会社も彼に返事を出した。
「レゴを愛することがモデルメーカーになる第1歩です。そして君は確かにこの仕事の条件をパーフェクトに満たしているようです(ただし、もちろん、学校を卒業してからですが)。ただ、君がこの仕事は自分の仕事、というのであれば、私たちはモデルメーカーとしての1日体験をしていただきたいと考えています」
最終的にレゴランドは彼に仕事を与えることはなかったが、パーク内の「モデルメーカー」と呼ばれるレゴで作品を作る仕事を1日体験させてくれた。
念願かなってスタンレーは1日モデルメーカーとなった。スタッフの後をずっとついて回り、モデルメーカーがパーク内のレゴをどのようにチェックし、どのように修理するかを勉強し、レゴランドの裏方ツアーまで経験した。
スタンレーは「モデルメーカーと会って実際に彼らが毎日何をやっているか知ることができて、すごい1日でした。友達に話すのが楽しみ!」と興奮して言った。
スタッフのポーラは「スタンレーは素晴らしい少年です。この仕事が彼にとって良い経験になればと思います」と語った。
実際に子供頃の夢を叶えることは、難しいことだろうし、多くはないかもしれないが、スタンレーが大人になって、本当にレゴに就職する日がくるかもしれない。
―海外の反応
・ 残念!条件にある経験というのは7年以上の経験が必要だったからダメだったんだね…。掲載元
・ 1日体験させてくれたっていうのがいいね。きっと彼にとってはすごい良い経験になったはずだから!
・ 「レゴを愛することがモデルメーカーになる第1歩です」っていうけど、実際は建築を勉強するのが第一歩だろ。
・ 6歳?!俺が6歳の時は外で兄弟といたずらばっかりしてた。最近の子供はすごいなぁ。
・ まあ、たぶん6歳の男の子の親が応募したんだろうけどね。
・ 実は私も子供のこと似たような感じで遊園地の従業員に応募したことがある!
・ めちゃめちゃ可愛い!最近で一番カワイイニュース。
・ 20日の有給休暇って少なくない?
・ 好きなことを仕事にするって美談っぽくいうけど、たとえば子供がビデオゲームばっかりやってて、ゲーム会社に就職しても全然美談にはならない。
・ 会社がちゃんと子供に返信したってところが好き!
・ すごい、子供のくせに俺より早く仕事を見つけてる。