ーホンモノのチキンは50%だけもしカナダに行ってサブウェイのチキンサンドイッチを食べた時、なにか思った味と違うなぁと感じたら、それはあながち間違いではないかもしれない。
カナダの研究所によると、カナダのサブウェイで提供されているオーブンローストチキンパティは50%しか本物の鶏肉でないことが、DNA検査で判明した。
これはカナダの放送協会が調査をしたもので、5社のファストフード店を対象に調査を行った。調査の結果、オーブンローストチキンパティは平均して53.6%、スイートオニオン照り焼きチキンは24.8%がDNA検査により鶏肉であると照明された。つまり数字上、それ以外の部分は鶏肉以外の何かということになる。
サブウェイはこのDNA検査の結果に反論してこう発表した。
「サブウェイカナダはこの検査結果が真実であるとは認めることができません。パティの大豆の割合が原因で鶏肉でないという疑惑をもたれているのではないかと懸念しています。私たちが使用している鶏肉のささみとオーブンローストチキンには1%かそれ以下の大豆プロテインが含まれています。大豆プロテインを使用する理由は、食感を安定させ、しっとりとした風味を出すためです。私たちの鶏肉の商品に関しては、100%本物の鶏肉を使用し、下味をつけてロースト、またはグリルしています。先日も栄養面と商品の質の面において私たちが検査したところ、社内規定に合格している結果がでています。再度この点につきまして、サプライヤーと共に使用する鶏肉とその他すべての商品と原材料が私たちが設定した質の高い水準を満たしているか、調査を実施する予定です。」
さて、では鶏肉以外という結果がでた残りの部分が何か、心配している人もいると思うが、サブウェイが発表した通り、それは大豆だった。
また、同様の鶏肉の調査をウェンディ―ズとマクドナルドにも行った。ウェンディ―ズのグリルチキンサドイッチは88.5%が鶏肉と判明。マクドナルドのグリルカントリーチキンは平均して84.9%が鶏肉であるという結果になった。
ウェンディ―ズは「私たちのグリルチキンサンドイッチはすべて鶏の胸肉を使用していて、加工等はしていません。加えて、カナダでは100%カナダ産鶏肉を使用しています。私たちのグリルチキンサンドイッチおよび他のグリルチキン商品(サラダやラップなど)はジューシーな胸肉を使用し、ハーブなどで下味をつけています。原材料のパーセンテージにつきましては、企業秘密のため開示できません。」と言った。
マクドナルドはこの件について、「私たちのグリルチキンサンドイッチは100%鶏の胸肉を使用しています。鶏の胸肉はサンドイッチのサイズに合わせて加工してあります。すべての原材料については企業秘密のため、開示できませんが、使用しているシーズニング等はすべて家庭でも使用しているものと同様のものです。」と言った。
これはあくまでカナダでのお話。日本のサブウェイとは無関係だ。
さて、この結果について、あなたはどう思う?